初めて占いに挑戦する人にとって、料金の相場は気になりますよね。
占いサービスは以前、「架空請求」や「詐欺」などの問題もあった為、「ぼられているんじゃないか?」と不安になっている人も少なくありません。
そこで今回は安心して鑑定を楽しめるように、電話・対面・メール・チャット占いの平均相場を徹底調査してみました。
あなたの利用している占い料金が本当に適正価格なのか、是非チェックしてみて下さい。
占い相場を知っておかないと痛い目をみる可能性
占い料金は、一般的に「鑑定士」ごとに異なります。
そのため、初心者は自分が選んだ鑑定士の料金が相場よりも高いのか安いのか、良く判断できない事が多いでしょう。
占い相場を知らないで依頼をすると、悪質な鑑定士に当たった場合、詐欺に遭う可能性があり非常に危険です。
大体の占い相場を知っておけば、お金の心配をせずに鑑定を楽しむことができます。
大手の電話占いを利用する場合は、明瞭会計で詐欺に遭う可能性は低いですが、一点注意をしないといけないのが「通話料」の問題です。
大手の有名な電話占いでは、通話料を無料としているケースが多いので、通話料無料が当たり前だと思っている人もいるかもしれません。
しかし、通話料無料になっている電話占いは一部のみで、まだまだ自己負担をしないといけないケースも多いです。
通話料の存在を知らず、後から電話料金が高くなっていることでようやく気づく場合もあるでしょう。
公式HPの通話料の有無についてよく確認せず電話占いを利用した人の中には、後で通話料がかかることについて「詐欺にあった!」「ぼられた!」と不満を感じてしまう場合もあります。
こうした誤解を生まないためには、公式HPをしっかり利用前に読んでおくことが非常に重要です。
これから占いに挑戦してみようと思う人は、占い相場を事前に把握して、料金に対する不安を少しでも減らしておきましょう。
電話占いの相場とは?
電話占いの相場は、一般的に1分200円前後です。
1分ごとに料金が加算されていき、1回の相談で平均30分くらいかかるケースが多いので6,000円前後の料金になるでしょう。
無料と記載されていない場合、別途自腹で「通話料」もかかります。
電話占いサービスによっては1分100円で鑑定してもらえる場合もありますが、100円で利用できる鑑定士は一般的にデビューしたばかりで経験が浅いケース多いです。
メディアに出演していたり、いつも行列が出来るような人気の鑑定士の場合は、1分300円~400円程度するため、30分の鑑定で1万円を超えるケースも少なくありません。
人気の鑑定士に見てもらう場合は、たった30分でも料金がかなり高額になることが予想されるため、予算は多めに用意しておく方が良いでしょう。
相談内容が複雑で鑑定時間が長くなりそうな場合は、通話料が無料になっている電話占いサービスを利用した方がお財布の負担が軽く済みます。
ただし、電話占いの場合は、もしも気に入らないことがあったら、その場ですぐに電話を切って鑑定を中断することもできるのが魅力。
電話を無言で切ってしまうと、「回線が途中でキレてしまったのかな?」と鑑定士に思われる可能性があるため、一言「すみませんが、ここで切らしてもらいます」と声をかけておくのがマナーです。
また、電話占いの場合は、「初回無料鑑定」という特典が新規会員登録をした人を対象にプレゼントされるため、初めて利用する人にとって非常にお得なサービスがあるのが嬉しいポイント。
平均的に10分程度の鑑定料金が無料になるため、全部自腹で支払う場合に比べて、2,000円程度安くなるのが魅力です。
対面占いの相場とは?
対面占いの相場は、30分5,000円前後です。
鑑定の延長をする場合も、10分単位や30分単位で追加をしないといけないため、延長すればするほど、料金が高額になるので、慎重な判断が必要になります。
ただし、30分程度の鑑定時間であれば、電話占いとそれほど料金に大きな違いはないでしょう。
対面占いの場合は、鑑定料金の他に、現地まで行く「交通費」が別途かかります。
同じ市内であれば交通費は大したことがありませんが、県をまたいで鑑定してもらったりする場合は、往復の交通費も馬鹿にならなくなってしまうので注意が必要です。
また、対面占いの場合、一点注意をしたいのが「勧誘」や「セールス」の問題です。
電話占いでは鑑定士と相談者の直接の売買・交渉が禁じられているため、「御守り」や「お札」などの購入を勧められることはありません。
しかし、対面占いの場合は、鑑定が終わった後に霊感商品をお勧めされてしまう可能性がよくあるため、押しに弱い人は御守りやお札などを買わされてしまう可能性があります。
そのため、自分の意見をしっかり主張できる人は良いですが、人に流されやすいタイプの人は、対面ではなく電話占いを選んだ方が安心できるかもしれません。
メール占いの相場とは?
メール占いの相場は、1往復1500円に設定されているケースが多いです。
ただし、人気の鑑定士によっては1往復3,000円~5,000円と高額になります。
また、鑑定士によっては電話占いにしか対応しておらず、メール鑑定を受け付けてくれないケースもあるので注意が必要です。
メール鑑定は電話占いのように、その場ですぐに訂正・修正・追加の質問をすることができませんが、鑑定結果がしっかり手元に残るという点では、聞き逃したり、うろ覚えですぐに忘れてしまったらそれで終わりの電話占いに比較して、メリットが大きいと言えます。
後からアドバイスを見直してみたい時などは、メール占いの方が電話占いよりもおすすめ。
また、人気の電話占い師は、待機時間になるとすぐに行列が出来てしまい、鑑定してもらうまでに待ち時間が発生することが多いですが、メール鑑定の方が数日以内で必ず返信が来て、無駄な待ち時間を過ごさずに済むので、有意義に時間を使えるのが魅力です。
チャット占いの相場とは?
チャット占いの相場は、1文字あたり3〜4円程度です。
ただし、料金が高い占い師は1文字6円を超える場合もあり、かなり高額になります。
1文字ごとに料金が加算され、1回平均1,000~2,000文字くらいになるので最低でも3,000円~6,000円程度は覚悟をしたほうが良いでしょう。
チャット占いは電話料金のように「通話料」が発生する心配がないので安心です。
ただし、チャット占いはトータルでどのくらいの文字数になるのかが全く先が読めないため、鑑定料金に大きな不安が残りやすいのが難点。
上手く相手に内容を伝えることができず、無駄なチャットをしていると、あっという間に高額請求になってしまう恐れがあります。
そのため、少しでもチャット占いの料金を節約したいと思うのであれば、事前に相談内容を簡単にまとめて、文章を作成しておきましょう。
チャットをしながら、その場の感情で質問をしていると、鑑定時間に費やす費用や時間が大幅にかかってしまうので、最初から質問内容を1個か2個にシンプルにまとめておくことをおすすめします。
また、チャットで誤字脱字が多かったり、文章が独りよがりで、相手に真意が伝わりにくい人は、その都度確認をしながら鑑定していき、時間がかかってしまうので、別の鑑定方法を選ぶことをおすすめします。
また、チャット占いの鑑定士は、電話占いや対面鑑定に比較して、年齢層が「若い」のも特徴。
年輩の鑑定士はチャットを苦手としている人が多いため、どうしても機械操作を得意としている若い世代の鑑定士が多くなりやすいです。
そのため、鑑定実績が豊富なベテランの年輩占い師にお願いをしたいと考えている人にとっては、チャット占いだと自分のイメージしていた感じとは少し違ってしまうかもしれません。
延長に備えて占い相場より多めの予算を用意しよう!
占い相場を把握していても、実際に鑑定が始まってしまうと、ついつい話し込んでしまい、あっという間に時間が過ぎしまうことが良くあります。
最初は「短時間で」と考えていても、鑑定結果が出ない内に電話を切るのは勿体ないので、結局最後まで鑑定士のペースに乗ってしまう人が多いです。
また、鑑定士の方も、料金を出来るだけ安く済ませたいという相談者の気持ちはわかっているけど、「急かされて鑑定するのが嫌」という本音を抱えていることが少なくありません。
そのため、鑑定士のプロフィール画面で「極端に短時間での鑑定依頼はお断り」としているケースも目立ちます。
極端に短時間での鑑定というのは、主に「10分以内」の依頼のこと。
しかし、相談者の気持ちや質問・、これまでの状況把握、本鑑定、質疑応答などを含めると、10分で占いを終了させることは、相談内容によっては無理な場合もあります。
更に相談者は、その短時間でも「正確さ」や「的中率」を求めてくるため、鑑定士にとっては極端に短い鑑定時間で依頼してくる人というのは、「厄介な相手」に映るでしょう。
例えば、あなたが、お友達に「相談に乗ってほしい!」と言われ、わざわざ時間を作って出向いたとします。
そして、相談に乗ってほしいと意見を求められたから意見を述べているのに、「そんなのいいから、要点だけ早く言って!」と急かされたら、あなたはどう思いますか?
真面目に相談にのろうとしたことがバカバカしく感じてしまいますよね。
鑑定士の中には、「少しでも鑑定時間を引き伸ばして儲けてやろう!」という魂胆が見え隠れする人も一部いますが、その他大勢は「善意」から人の助けになりたいと考えている人が多いです。
短時間鑑定を強いるということは、善意を持って真面目にあなたの相談に寄り添い、力になりたいと思っている人に対して、すごく失礼な行為になります。
占いの鑑定料金を少しでも安く済ませたい気持ちは十分に理解できますが、あまりにも身勝手な要求をするのは「マナー違反」になりますので注意をしましょう。
万が一延長すること可能性も考え、占いをする時には少し余裕を持った予算を準備して挑むことをおすすめします。