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風水とはいったいどういうものなのか?

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「風水で運気をあげよう」とよく言われます。実践されている方もおおいのではないでしょうか。
また、風水でみて方角や間取りが悪いと運気が下がるともいわれます。しかし、そもそも「風水」とは
いったいどういうものなのでしょう。
「風水」について解説するとともに方角についても詳しくご紹介します。

風水の考え方

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風水とはどういった考え方をするのかを最初に解説します。

風水の「五行説」

風水は古代の中国で用いられてきた思想です。自然界には様々なものが存在しますが、それらは「木・火・土・金・水」の5つからできています。風水は「陰陽五行説」が元となっている考え方です。
例えば木製品は「木」化繊やプラスチックは「火」陶器は「土」金属でできているものは「金」水などは「水」です。それぞれの元の材質を考えるとわかりやすいでしょう。

風水の陰陽

風水は五行説に加えて「陰陽」も考えます。すべてのものは陰と陽で構成され、陽は活動的なエネルギーを持つ「太陽」「男性」「昼」「表」「新」など、陰は「月」「女性「夜」「旧」といったように、それぞれ相対します。
どちらが劣っているとかではなく、陽がなければ陰もなく、陰がなければ陽は成り立たないでしょう。陰と陽で調和をとっているという考え方です。
家庭の場合だと、活動的なエネルギーをもつ陽のものは玄関やリビングなどに、陰のものは寝室に置くと運気がアップするでしょう。

風水における「五行」の相生

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風水の五行は「相生」と「相克」という考え方があります。「相生」とは五行のそれぞれがお互いを生かして運気を強め、「相克」は対立している五行が運気を低下させてしまうという関係です。

風水の相生関係

相生とはサイクルになっていて、木→火→土→金→水→です。木はこすり合わせると火が生まれ、火は燃えると土にかえり、土からは金が生まれ、金は冷やすと水が生まれ、水は木を育てます。「相生関係」は相手を生かすという考え方で、相手は強くなりますが、エネルギーを消費する側は弱くなります。

風水の相克関係

相生に対して相克は対立している五行の関係のことです。木→土→水→火→金→です。木は土の栄養分を吸い取り、土は水を汚したり流れをせき止めたりします。水は火を消しますし、火は金属を溶かしてしまい、金属は木を切ります。相克の関係ではどちらの五行も弱くなってしまい、相手側はかなり弱まってしまいます。

風水では「相生」と「相克」をよく考えよう

相生がよいものを置くと運気がアップしますし相克のものを置くと運気がさがっていまいます。風水を考えるときにはかならず「相生」と「相克」を気にしてください。

風水は方角も五行に分けられる

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風水では方角も五行に分けられています。それぞれの方角について運気やカラーを解説します。
「相生」や「相克」を考えるときの参考にしてください。

北の方角

北は「水」です。水なので悪い運気を流し、愛情や性について司ります。そのため恋愛運や金運、睡眠や健康に効果的です。カラーはアイボリーやグリーン、ベビーピンク、白となっています。

北東の方角

北東は「土」です。大きな変化や新しい運気を生む場所となっています。そのため不動産関係や貯蓄、転職や転居、金運にも影響が出るでしょう。カラーは赤色、茶色、黄色、白がよいでしょう。北東は鬼門と言われ古くから鬼が出入りする方角とされています。大きな変化を生む方角ですが、よい影響が出れば運気がプラスになりますが、悪い状態になるとイライラしたりワガママになったりするでしょう。

東の方角

東は「木」です。東からは太陽が昇ります。若さや成長、発展をあらわす方角です。仕事運や勉強、昇進、健康に影響が出るでしょう。よい影響が出れば草木が生い茂るイメージで元気になりますが、悪い影響がでると投げやりやせっかちになることもあります。また過労により健康や仕事運にも停滞します。カラーは赤色、青色、白色がラッキーです。

南東の方角

南東も東と同じ「木」になります。「縁」に関する影響がでる方角で、人との対人関係、恋愛や結婚運に関わります。また、商売運や旅行運も引き寄せるでしょう。対人関係がよくなると仕事運もアップし、結婚が安定していると家庭運もよくなります。悪い影響がでると人を批判したり頑なになってしまうでしょう。カラーはオレンジ色、薄いピンク色、赤色、黄緑色です。

南の方角

南は「火」になります。火は燃やすことで悪い運気を避けるでしょう。芸術面やインスピレーション、知性などを司る方角です。直観力や芸術力、人気運にも繋がります。悪い影響が出ると感情のコントロールが難しくなってしまうでしょう。カラーは明るい緑色や紫、ベージュがラッキーです。

南西の方角

南西は「土」です。特に土の気が強い方角です。土は不動で安定しているというイメージから家庭円満や健康、不動産運、忍耐などに関わりがあります。南西は北東の「鬼門」に対し「裏鬼門」と言われ、鬼門と同様、鬼が出入りする場所と言われています。安定を司る方角ですが玄関にするのは避けたほうがよいでしょう。ラッキーカラーは茶色や淡い黄色、明るめの黄緑です。

西の方角

西は「金」です。金運アップに効果があります。豊かさを象徴しているため商売運にも関わってきます。悪い影響がでてしまうと、気力がなくなり浪費しがちになるため注意しましょう。カラーは金色、黄色、ピンクがおすすめです。

北西の方角

北西も「金」になります。北西は「主人の方角」とも言われていて、特に家主の仕事運に大きく影響が出ます。出世運や事業運、援助運などに関わってくるでしょう。また、勝負事にも効果があります。風水では大切な方角として重要視されています。もし北西の方角が荒れていたりすると仕事で争いが起こる可能性もあります。カラーは銀色、赤紫色、ベージュ、山吹色が運気アップによいでしょう。

中央

最後に真ん中の中央です。中央は「土」をあらわしていて、全体の総合発展運を司っています。それぞれの方角の結果をあらわしていて、今後の土台を作る場所でもあります。中央は鬼門から裏鬼門に抜ける道です。鬼門選がそのまま抜けるためよい運気が流れるでしょう。中央は運気に強い影響があると風水では考えられています。カラーは薄紫色や黄色、ベージュです。

風水の方角について

自宅で風水の方角を知るためには、間取り図を使いましょう。間取り図で対角線を結びますが、角が欠けたり出っ張っていたりする場合もあるでしょう。その場合は欠けは補い、出っ張りは省いて対角線を結んでください。中心点が決まったら方位磁石を置いて8つの方角を書き込みます。
方角のラッキーカラーは相性がよい色です。運気上昇の願いに合わせた方角に相生がよいカラーのものを使うのがおすすめです。

まとめ

風水の考え方と方角の五行を解説しました。
風水は「気」の力を利用して運気をアップさせます。家の中の「気」の流れをよくすると環境にも影響します。五行の方角にラッキカラーを使った置物や家具を置くだけでも運気が上がるでしょう。無理せずちょっとしたことから始めてみてくださいね。