模様替えで運気アップ！知っておきたい風水の法則

「最近色々うまくいかないな・・・」
そういう時は、気分転換したいですよね。
すぐにできる気分リフレッシュと言えば、部屋の模様替え。
その際風水を取り入れると、運気もアップして一石二鳥ですよ。
本記事では、風水を応用した模様替えについて解説します。

模様替えに風水を取り入れよう
風水を取り入れた模様替えで気を付けること
風水パワーを引き出す模様替えのコツ
まとめ

模様替えに風水を取り入れよう

風水＝ラッキーアイテムを使ったおまじない、と思っていませんか？
でも実は風水では、ラッキーアイテムは必須というわけではないのです。
家具の配置を変えるだけでも、十分な効果が期待できます。

そもそも風水とは

風水は元々、家を建てるのに適した場所を探す方法として古代の中国で始まりました。
そのやり方は、地形や土壌から土地の良し悪しを評価するというものでした。
その後方位や暦などについての知見も加わり、徐々に現在の風水へと発展してきたと言われています。
すなわち風水は、地理学や天文学を駆使した環境学なのです。
現在の風水は学問として扱われることはありませんが、それでも単なるおまじないではありません。
風水の理論を生活へ取り入れることによって、様々なメリットがあります。

インテリアと風水の関係

風水では「気」という生命エネルギーが重要です。
気はあらゆるところに満ちていて、万物に作用します。
そして気には良い気と悪い気があり、人の心身に影響を及ぼすのです。
家の中に良い気が多く流れるようにすることで、心や体の状態が良好に保たれます。
逆に悪い気が澱む家では、気持ちが弱ったり健康に問題が出たりしがちです。
気は玄関から家の中に入り、家の中を流れます。
その際家具の配置によって、住む人へ良い気が取り込まれるか悪い気の害が及ぶかが変わってくるのです。
良い気が多く取り込まれると心身の調子が良くなり、色々なことがうまくいくようになります。
これが「運気アップ」と呼ばれる状態です。

模様替えで風水的にもリフレッシュ

風水では気が澱むと運気が下がると考えます。
気が澱む原因には色々ありますが、汚れや乱雑な状態は特にNGです。
またインテリアの配置が、気の澱みにつながっている場合もあります。
そこで「なんとなく気が澱んでいるな」と感じたら、模様替えをしてみるのが一番です。
部屋の模様替えをすると、確実に気の流れが変わります。
下手にいじりまわすと、かえって悪い気が増えるのではないかと心配ですか？
しかし気の流れは色々なものの影響を受けるので、常に一定ではありません。
そのうえ方位や色などの要素も含めて完璧に気の流れを読むことは、プロでないと難しいでしょう。
あれこれ思い悩むより、思い切って家具の配置を変えてみましょう。
その際この記事でご紹介する注意点に気を付けていれば、悪い気を呼び込むことにはなりません。

風水を取り入れた模様替えで気を付けること

それでは部屋の模様替えにおいて、最低限留意すべきことについて説明します。

使っていないものは思い切って処分

風水では使われないものがあると、そこに気が澱むとされています。
使っていない部屋・物置部屋になっている部屋などは、気が澱み易い場所です。
たとえ部屋自体は使われていたとしても、使われていないものが大量に収納されている場合は要注意。
更に風水では、ものを出しっ放しにしておくこともNGです。
持ち物がすっきり収納され、かつしょっちゅう取り出して使われるという状態を目指しましょう。
模様替えの際収納しきれないものがあったら、収納全体を見直してみるのがおすすめです。
もしほとんど使っていないものがあったら思い切って処分すると、気の澱みが解消します。
余計なものは持たない・置かないという習慣が身に付いてくると、運気が着実に上がっていくでしょう。

清潔と整理整頓が重要

掃除と整理整頓は、風水の基本です。
いくら模様替えをしても、埃が溜まったり物が散乱していては運気アップを望むことはできません。
模様替えの直後はスッキリしていたのに、しばらく経つとすぐに気が澱んでしまうことがあります。
それは大体、掃除や整理整頓を怠っていることが原因です。
そこで模様替えの際は、その後の清掃や片付けがしやすいかどうかにも注意するとよいでしょう。
掃除機をかけにくい隙間や手が届きにくい収納場所などを極力減らすことで、きれいな状態を維持しやすくなります。

無理をしない

風水を取り入れようとして失敗する人の特徴は、「気にし過ぎる」であることが多いです。
風水を学ぶとどうしても方位や色などが気になってきます。
その結果物の配置や配色が少しでも理想と異なると、ストレスになってしまうのです。
しかし気の流れは、方位や色だけで決まるわけではありません。
家の立地・間取り・家具やアイテムの配置・清掃状態・そこで暮らす人の特性など、ありとあらゆるものが複雑に絡んで、気の流れに作用しています。
良い気の流れを知る一番簡単な方法は、その場が「きれいで気持ち良い」と感じることです。
方位や色が風水的にはNGとされる状態であっても、「きれいで気持ち良い」と感じることができるなら気にし過ぎる必要はありません。
アイテムや清掃状態など、他の要素でカバーできている可能性が高いからです。
風水的に完璧な状態にしようと神経質になると、むしろ逆効果になります。
風水を生活に取り入れる際は、無理はしないことが一番だと心得ましょう。

風水パワーを引き出す模様替えのコツ

続いては、運気を上げる模様替えの方法です。
一言で模様替えと言っても、様々なやり方があります。
その中でも代表的なものを、ご紹介しましょう。

ドアに背中を向けないよう家具を配置

風水では背後の空間が広い状態を「背空射（はいくうしゃ）」または「背空殺（はいくうさつ）」と呼んで、忌避します。
背空射（背空殺）は、心身の状態を不安定にすると言われているのです。
背中の真後ろにドアが来るような椅子やソファの配置は、背空射の中でも特に避けるべきとされています。
模様替えの際は壁が椅子やソファの背面に、ドアは横に来るような配置を考えるとよいでしょう。
もし部屋の構造上どうしてもドアが背面に来てしまうなら、ドアの前にパーティションを置いたり暖簾を吊るしたりすることでカバーできます。

尖ったものに注意

風水では尖ったものを「尖角（せんかく）」と言います。
尖角は殺気を放射しているとされ、なるべく避けるべきとされています。
たとえば柱や配管の関係で部屋の中に壁が張り出しているような場合、その出っ張り部分の角が尖角にあたります。
天井の梁の角も尖角です。
尖角からの殺気の向かう先に長くいると、その人の運気が悪くなります。
尖角の延長線上には、ソファやベッドを置かないようにしましょう。
置き場所を選べないような場合は、尖角を布で覆うなどの方法で殺気を避けることができます。

花や観葉植物を取り入れる

花や観葉植物は、強力な風水アイテムになります。
植物には生命エネルギーがありますので、部屋の中に置いておくことで良い気を呼び込むことができます。
花を飾る場合は、生け花がおすすめです。
鉢物は気が澱み易く、折角の生命エネルギーを相殺してしまう場合があります。
またドライフラワーには生命エネルギーがないため、風水効果がありません。
季節に応じた切り花を、お気に入りの花瓶に活けると運気アップが期待できます。
ただし枯れた花からは悪い気が出ますので、萎れたらすぐに取り替えるようにしましょう。
観葉植物の場合、リビングに置くなら上向きに育つもの・寝室に置くなら下に垂れ下がるタイプがおすすめです。
前者は「陽」の気を持ち活発さを、後者は「陰」の気を持ち落ち着きを部屋に与えてくれます。
ワンルームなどで寝室とリビングの区別がない場合は、南に「陽」のタイプ・北に「陰」のタイプを配置するとよいでしょう。