風水では色や方角にそれぞれ意味があると考えられています。ここでは、風水で考えられている南西の意味やおすすめの色、相性の悪い色なども紹介していきます。
風水で考えられている南西の意味や相性の良い色
風水では方角ごとに意味があり、特定の運気を左右するとも考えられています。南西にはどのような意味が考えられているのかを知ることで、南西にある間取りに集まっている運気を知ることもできます。また、風水では方角ごとに色も決められており、相性の良い色もそれぞれあります。したがって、風水で考えられている南西の色や相性の良い色を間取りに取り入れることでより運気を高めることが期待できるのではないでしょうか。
次に、風水で考えられている南西の意味や相性の良い色、相性の悪い色も紹介していきます。
南西の意味
風水で南西といえば裏鬼門の方角であり、あまり良い印象を受けない人もいるのではないでしょうか。確かに北東の鬼門のように裏鬼門の南西も悪い気が溜まりやすい方角と言われています。しかし、パワーバランスを崩すことができれば運気をアップさせることができる方角でもあります。また、風水では鬼門を攻めの方角で裏鬼門は守りの方角という考え方もあり、裏鬼門の南西はさまざまな物事を安定させることに適している方角と言われています。
そのため、仕事をトラブルなくこなしたい人は南西の方角に注目しましょう。そのほかに南西は土の気があると言われている方角であり、家族運や子宝運にも関係していると言われています。
南西の色
風水では方角に込められている意味と色も付けられています。風水的に考えられている色を知ることでよりどのような運気を高めることができるのかを知ることができます。また、間取りで南西の方角を気にしているのであれば、南西の色や南西と相性の良い色を取り入れてみてはいかがでしょうか。次に、風水的に考えられている南西の色を紹介します。
- 黄色
南西の持つ色の一つ目は黄色があります。黄色は金運を高めてくれると言われている色でもあるため、金運を高めたいのであれば、南西の方角に黄色のアイテムを置くようにしましょう。 - 茶色
二つ目の色は茶色です。茶色は土や自然を意味している色であるため、リラックス効果を期待することができます。また、さまざまな運気の土台にもなる色であると考えられているので、金運や家族運、仕事運などの土台を作ってくれる色です。
南西の色と相性の良い色と悪い色
風水では相性の良い色と悪い色があります。相性の良い色を取り入れることでより運気を良くすることができると言われ、相性の悪い色を取り入れてしまうと運気が下がってしまうと考えられています。そのため、南西の色と相性の良い色と悪い色を知ることは大切なことです。次に、南西の色と相性が良い色と悪い色を紹介するので参考にしてください。
- 緑色
南西の色と相性が良いと言われている色は緑色です。上記でも紹介したように南西の色に茶色があり、茶色は土をイメージすることができます。土にはさまざまな植物が生え、成長するために必要不可欠な存在でもあります。緑色は植物をイメージすることができるため、植物と土をそれぞれイメージすることができ、非常に相性が良いでしょう。風水では緑色が最もリラックスできる色と言われており、茶色も自然を感じることができる色でもあるため、リラックス効果も期待できます。どちらもそれぞれにリラックス効果が期待できることも相性が良いと言われている理由です。 - 赤色
風水で赤色はあまり良いイメージがないため、南西の色との相性も良くありません。赤色は主張が激しい色ですが、南西の色でもある茶色は主張が控えめであり、落ち着いた色です。そのため、相対するイメージのある色になることが相性が悪い理由です。また、南西の色に黄色があり、黄色は金運を高めてくれますが、赤色は風水では火をイメージできると言われ、お金を燃やしてしまうと考えられています。したがって黄色で金運アップを期待していても赤色を取り入れてしまうと金運アップも期待できなくなってしまいます。南西の色でもある茶色と黄色はどちらも赤色との相性が悪いです。
風水で考えられている南西の間取りの環境作りや色に注目

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南西の間取りに適している場合もあれば、あまり好ましくない間取りもあります。これから新築を設計する場合は、風水で考えられている南西に込められている意味や運気を考えながら設計することができますが、すでに住んでいる住宅では中々風水通りの環境にすることが難しいです。しかし、南西の間取りに使用する色にこだわったり、ちょっとした工夫をすることで悪い運気が溜まってしまうことを防ぎます。
次に、風水で考えられている南西の方角におすすめの間取りや良くない間取りを紹介したり、対処方法も紹介していきます。
リビング
風水で考えられている南西の色に茶色があり、茶色には安定の意味があります。そのため、リビングを南西の方角にすることで家族運を安定させることが期待でき、トラブルも少なくなるでしょう。もし一人暮らしで同居する人がいない場合は家にトラブルの火の粉が降りかかることを防ぐことが期待でき、平和に暮らすことができると考えられています。住宅の中でもリビングは家族が団らんする間取りでもあるため、南西の方角にして安定を得ることに大きな意味があります。
しかし、リビングは住宅の中心にあることもあり、どちらの方角になるのか判断できにくい場合もあります。そのような場合は南西の方角に茶色のインテリアを飾るようにしましょう。
玄関
風水で玄関は運気の入口とも言われ、さまざまな運気を家の中に入れることができます。良い運気を入れることができればいいですが、悪い運気が入ってしまうと住宅全体の運気も下がってしまうと言われています。南西は上記でも紹介したように風水で裏鬼門と言われ、鬼門と同じく陰の気が溜まりやすく、呼びやすいと考えられている方角です。そのため、南西の方角に玄関を配置してしまうと陰の気が入りやすくなります。
南西に玄関がある場合は玄関マットをしたり、こまめに玄関の掃除をすることを心がけましょう。汚れは陰の気が集まる原因となり、掃除をしていれば陰の気が集まりにくくなると言われ、玄関マットは魔除けとしての効果があると言われています。
寝室
南西の色の茶色は土をイメージすることができ、土は低い場所にあります。そのため、寝室の寝具も高さが低いものがおすすめで、敷布団も良いでしょう。寝室は睡眠する場所でもあるため、茶色の落ち着いた雰囲気と相性は良いです。
トイレ
トイレは水回りであり、汚れやすい場所でもあるため、風水では陰の気が集まりやすい空間と考えられています。そのため、陰の気が生れやすい南西の方角との相性は悪く、できるのであれば違う方角に設置することが好ましいです。もし南西にトイレがある場合は落ち着いた雰囲気に仕上げることが大切です。そのため、カラフルなカラーを使用したり、おしゃれなインテリアを飾ることは風水的に良くないと考えられます。
まとめ
風水では南西を裏鬼門と呼んでおり、鬼門と同じく陰の気が集まりやすいと言われています。しかし、南西の色と相性の良い色を活用したり、落ち着いた空間に仕上げることで陰の気が溜まりにくくすることが期待できます。風水で考えられている南西の意味やおすすめの色を知り、良い空間づくりをしましょう。