普段女性は、服や髪質に合わせてお気に入りのヘアスタイルやカラーを選ぶことが多いでしょう。しかし、いざ就活となるとどんな髪型にしたらいいか悩んでしまいますよね。
特に、
「就活で定番の髪型が分からない」
「髪型のマナーで女性が注意しなければならないことって?」
「ショートやボブはどのように工夫したらいいの?」
などと迷ってしまうことが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、就活で好印象の女性の髪型について具体例を挙げながら徹底的にご紹介します。この記事を読むことで、就活生としての基本的な髪型のマナーを踏まえた上で、自分に合った髪型を見つけることができますよ。また後半では、企業の採用担当者に不評な髪型や、就活の女性の髪型に関するよくある質問集も紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。自分のヘアカット・アレンジの悩みを解消していきましょう。
目次
女性|就活で好印象な髪型
就活用のスーツや靴、ストッキングを揃えるのと同様に、髪型も就活用に整える必要があります。女性の髪型は、カットも重要ですが、ヘアアレンジがポイントになります。自信を持って就活に臨むためにも、まずは就活で好印象な髪型の基本的なポイントをおさえておきましょう。
基本となるポイントは以下の4つです。
・ナチュラルな黒髪
・前髪を横に流す
・全体を結んでまとめる(長い髪の場合)
・サイドの髪は耳にかける
・溢れた毛はピンやスタイリング剤でまとめる
それでは、詳しく解説していきます。
(1)ナチュラルな黒髪
髪は黒色が基本です。日本人らしい自然な黒髪は、落ち着いた印象を与えます。カラーリングは、気分を変えたりおしゃれを楽しんだりするのに役立ちますが、会社の人から空気が読めていないと捉えられてしまいます。就活は、社会におけるフォーマルな場であることを踏まえ、マナーとして黒髪で臨みましょう。
(2)前髪は横に流す
前髪は左右に流すようにしましょう。ピンで留め、アイロンやヘアスプレーを使って髪型をキープするのがオススメです。就活では顔の表情が見えるような髪型が、基本とされているので、なるべく額が出るように前髪は調整しましょう。
(3)全体を結んでまとめる
長めのボブやロングヘアの場合には、髪を1つに結んでまとまりのある髪にすることが大切です。肩や背中に、ばらけた髪がつかないように注意しましょう。また、面接でお辞儀したときに髪が顔にかからないようにするのもマナーです。自分の動き次第で髪が上下左右に動く髪型は、避けるのが無難です。
(4)サイドは耳にかける
サイドの髪は耳にかけましょう。耳が出ることで肌の面積が増えて、明るい印象を与えることができます。また、清潔感も出るので好印象になります。
(4)溢れた毛はピンやスタイリング剤でまとめる
髪を結んでも、サイドやトップに後れ毛やアホ毛が飛び出していたら、印象が悪くなってしまいます。ヘアワックスやクリーム、ピンでおさえましょう。後れ毛は小顔効果も期待できるので、あえて作る人もいますが、就活では基本的にはNGです。注意しましょう。
女性|就活で好印象な髪型の具体例
ここからは、就活で好印象な女性の髪型の具体例をご紹介します。「ヘアカット」と「ヘアアレンジ」に分けて解説していますので、自分の悩みに合わせてチェックしてくださいね。
女性|就活で好印象なヘアカットの具体例
まずは、就活で好印象な女性の髪型の具体例・ヘアカット編をご紹介します。
・ショートカット
ショートカットの女性の髪型は、清潔感や聡明さを印象付けることができます。余計な髪が顔にかかることもなく、お手入れも簡単なので就活にはもってこいの髪型です。少しボーイッシュな印象を与えがちになりますが、明るめのリップを塗るなどメイクを工夫して女性らしい要素を入れてみてください。サイドの髪が耳にかからないようにピンで留めるのもポイントです。
・長めのボブ
髪が結べるくらいの長めのボブヘアも就活で好印象な髪型といえるでしょう。適度な毛量で一つ結びにすることができ、スタンダードな髪型がすぐに形作れるのが魅力です。ただし結んだ髪が重たくならないよう毛先は軽くしてもらったり、髪が跳ねないようヘアスプレーやクリームをつかったり、少し工夫が必要になります。
・ロング
ロングヘアは、落ち着いて知的な印象を与えられる髪型です。毛量があり髪自体の重さである程度まとまるので、後れ毛や跳ね毛の心配があまりありません。ヘアアレンジ編で紹介するポニーテールも容易にでき、上品な雰囲気を醸し出すこともできます。もともと髪の長さがある方は、ロングヘアをオススメします。
女性|就活で好印象なヘアアレンジの具体例
次に、就活で好印象な髪型のヘアアレンジについて具体例を示していきます。自分の髪の長さに合わせてアレンジを加えてみてくださいね。なお、アレンジに使うゴムやピンなどのヘアアクセサリーは、基本的に黒かブラウン系の色を選ぶようにしましょう。
・ハーフアップ
ロングや短めのボブでもチャレンジできる定番のヘアアレンジが、ハーフアップです。髪の上部を1つに結ぶ髪型で、爽やかで上品な印象を与えられます。髪の長さがそこまでなくても、簡単に髪をまとめて清潔感を出すことができるのでオススメです。後れ毛を出さないように、サイドもきっちり後ろにまとめてしまいましょう。
・ポニーテール
ロングヘアでチャレンジすることができるヘアアレンジです。ただしピンやスプレーを使えば、結んだ部分から漏れた毛もまとめて留めることができるので、長めのボブでもチャレンジできる髪型です。女性らしい髪の長さを活かすことができて、まとまった印象を与えられるのが魅力的です。
・お団子(シニヨン・ひっつめ髪)
お団子やシニヨン、ひっつめ髪と呼ばれる髪型は、正面からだけでなく背面から見てもまとまりがあり、清潔感を出すことができます。余計なものが一掃されて、その人の表情に集中することができるので面接アピールにはオススメのスタイルです。一方で、髪をまとめるのが難しい場合は多少アレンジが必要となります。
以上のような髪型が、就活で好印象な女性の髪型になります。自分の髪の長さや質を踏まえながら、よりお手入れがしやすく似合うものを選びましょう。
女性|就活で不評な髪型
ここからは、就活で不評な女性の髪型についてご紹介していきます。ポイントは、清潔感が無かったり、あまりにおしゃれすぎて目立ってしまったりする場合です。社風や業界にもよりますが、一般的な企業の採用担当者に受けが悪いものを挙げていきます。
・短めのボブ
一つに結ぶことができれば問題ないのですが、短めのボブヘアではなかなか髪をまとめにくいでしょう。髪をまとめないと、お辞儀をしたときに髪がばさっと顔にかかって、あまり良い印象に見えません。例えば、切りっぱなしボブや跳ね上げボブは、本来おしゃれな髪型ですが、就活では避けるのが無難といえるでしょう。
・ベリーショート
ショートカットよりも短くボーイッシュでおしゃれな印象を与えるのがベリーショートヘアです。しかし、個性的に見られてしまうのが難点です。また、黒色のリクルートスーツと合わせるには、髪型の雰囲気がカジュアルすぎてしまいます。「個性をあえてアピールしたい」といった場合でなければ、ショートヘアの方を選択するのがベストでしょう。
・アシンメトリー
前髪が斜めに切られていたり、片方のサイドが刈り上げになっていたりするアシンメトリーの髪は、個性的でクリエイティブな印象を与えます。それゆえに、お堅い企業や業界では歓迎されない傾向にあります。就活という場面では、アシンメトリーのヘアスタイルである必要性は特にありません。就活では清潔感や爽やかさ、落ち着いた感じを印象付けるのが吉です。基本的には髪の長さは左右対称に揃えておくのが良いでしょう。
上記3つの女性の髪型は、就活では不評に感じられるものといえます。一方で、業界や企業、採用担当者次第では、個性的な髪型も武器になります。大切なことは、企業研究と自己分析です。「自分の髪型は企業が採用したい人物像に近いものなのか?」が一番重要です。
女性|就活の髪型でよくある質問集
ここからは、就活時の女性の髪型に関するよくある質問についてお答えしていきます。
就活時の女性の髪型|1.髪型で選考から落とされることってあるの?
髪型だけで不合格になることは基本ありません。ただし企業は、応募者が「自社の採用したい人物像とマッチしているか」を見ています。したがって、就活を有利に進めるには、企業が採用したい人物像を見極めて、自分の髪型をそれに合わせていきましょう。
ハーフアップやポニーテールといった定番の髪型は、基本的にどの業界・企業でも好印象を与えられる定番スタイルです。髪型が選考結果に与える影響が心配な人は、こういった髪型を断然オススメします。
就活時の女性の髪型|2.地毛が茶色い・癖がある場合は?
もともと髪色が茶色や、癖が強い人は、無理に黒く染めたり、ストレートパーマをかける必要はありません。茶色っぽい髪質の人は少なくありませんし、強い癖毛でもヘアケア用品でアレンジすることができます。ただし、どうしても気になる場合はカラーリングや縮毛矯正などで、不安や悩みを解消するのもよいでしょう。
まとめ
以上、就活で好印象・不評な女性の髪型についてご紹介しました。
就活に臨む自分の髪型は決まったでしょうか?髪型を決めることは就活の第一歩です。業界・社風、あなたの髪質や長さなどを踏まえて、自分に合った髪型に選んでみてください。あなたのキャラクターや魅力が伝わる髪型を選ぶことで、堂々と面接でアピールすることができるようになりますよ。