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エントリーシートの書き方を徹底解説!分かりやすい例文つき

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エントリーシートは就活の一歩目になることが多く、多くの就活生が通る道になるでしょう。
この選考を通過することで、面接に進むことができ内定が近づきます。
逆に、エントリーシートの選考を通過できないと志望する企業の面接にもいけない可能性があるのです。

志望をする企業があれば、やはり「面接を受けたい」と感じるでしょう。
しかし、エントリーシートの選考に落ちてしまうと面接にすらいけず、悔しい思いをすることになるかもしれません。
企業によっては面接時にエントリーシートの提出をするなど…面接が確約されている企業もあります。

しかし、人気のある企業ほどエントリーシートの通過率は40~60%と言われており、落ちる可能性も高いです。
後悔しない就活を送るためには、エントリーシートを通過する必要があります。
この記事では、エントリーシートの通過率を少しでも上げるために「例文」つきで、ポイントを解説します。

きっと記事を読めば、選考で通過できるエントリーシートを書くことができるでしょう。

【人事担当者はどこをみる?】エントリーシートを提出する意図とは

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まず、企業の人事担当者は送られてくるエントリーシートのどこに着目をするのかをチェックしましょう。
エントリーシートを提出する意味が理解できていないと、どの設問に力を入れれば良いのかが分からなくなるはずです。
逆に、力を入れれば良いポイントが理解できるとエントリーシートの記入はスムーズに進みます。

冒頭でも説明したようにエントリーシートは就活の「第一印象」になることが多いです。
人事担当者は出会ったことのない就活生が一体どんな人であり、これまでどんな経験をしてきたのかを重点的に確認します。

エントリーシートは自己PRの項目が大きく、自由記述や一見変わった質問が用意されていることが多いです。
どうしてこのような設問が準備されているのかというと、回答から人間性や性格が良く見えるからと考えることができます。

たとえば「無人島にひとつだけ持っていけるものがあるとすれば何を持っていきますか?」という質問から、その人の思考や「どのような生き方をしたいのか」が見えてきて、共に企業で働く上で業務にどう携わってくれるのかを確認ができるはずです。

こういった点を確認でき、第一印象になるからこそエントリーシートは重要な書類といえます。

企業がエントリーシートで見ているポイント【例文で解説】

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上述したように、エントリーシートは人事担当者が重点的に確認をする書類です。
就活を行う中で、まず力をいれるべきものであると考えることができるでしょう。
ここからは、人事担当者が読んで「分かりやすい」と感じるエントリーシートの特徴を紹介します。
例文付きで紹介をするので是非参考にしてください。

見るだけで人間性が想像できるエントリーシート

エントリーシートからはその人の人間性やこれまでの経験を読み取ることができます。
しかし、書き方によっては「分かりにくい」ことや「どういった人生を歩んできたのか…」と想像しにくいシートを書いてしまう人がいるのです。

例えば「趣味・特技があれば教えてください」という設問欄があったとします。
ただ設問に答えるだけであれば「私の特技は水泳です。幼少期から習っていました」と書くこともできるでしょう。
しかし、これだけでは「どうして水泳が特技になったのか」が分からないですし、その人がこれまでどのような努力をしたのかも分からないはずです。

そこで「私の趣味は特技です。5歳の時に祖父と市民プールに行きました。そこで、自由に泳ぐ大人を見て幼心にかっこいいと感じ、習わせてほしいとお願いをしたのが始めるキッカケとなりました。小学校の6年間は水泳の練習に明け暮れる日々で、夏休みは友達と遊ぶよりも水泳を優先させたものです…」といった感じに、始めた理由、水泳とどのように向き合ってのか、そしてそこで学んだことが企業での業務にどう携わるのかを書くことができると良いでしょう。

例文のように書くことができると、あなたの人間性を人事担当者はエントリーシートから読み取ってくれるはずです。
内定率を上げるためには、「自分のことを想像してもらい、理解できるようなエントリーシート」を書くようにしてください。

興味を持ち質問をしたくなるエントリーシート

先ほど「人間性が一目でわかるようなエントリーシート」を書くことで、理解をしてもらえる話をしました。
具体的なエピソードから経験や今後どう活躍できるのかを想像してもらうことは大事です。
しかし、ただ具体的なエピソードを述べるだけでは「面白くない」のが現実でしょう。

もちろん、不真面目に記入をすれば良いというわけではありません。
人事担当者の心を掴むためには「会って話してみたい」と興味を持たせることが大事になります。
したがって、ただ具体的なエピソードを書き自分の紹介をするだけでは心は掴めないのです。

例えば、具体的なエピソードの中に、ついその時どう感じたのかを聞きたくなるような話を書くことも良いでしょう。
学生時代に頑張ったことを書く設問に「塾講師をしていて、3年間みっちり指導をした生徒がいた話」を書くと、受験の結果がどうなったのか、どのように指導をすることを心がけたのかなど…。
気になる点が出てくるはずです。

企業に読まれるエントリーシートを例文付きで紹介!

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先ほど「企業が読むポイント」を紹介しました。
どの部分を意識して書くことが出来れば、好印象を抱いてもらえるのかが分かったのではないでしょうか?

ここからは、よりエントリーシートの書き方の理解ができるように「読まれるエントリーシート」と「読まれないエントリーシート」の違いを例文付きで解説します。
例文を知ることで、自分が読まれないエントリーシートを書いていないのか、また読まれるためにはどこを工夫すればよいのかが分かるでしょう。

読まれるエントリーシートの特徴

読まれるエントリーシートを書く上で必要になるのが「読みやすいこと」と「具体的であること」と「心を掴むこと」です。
必要になるポイントが多いので、ボリュームが多く読みにくくなると思われがちですが、要点をまとめて上手く書くことで具体的かつ読みやく、なお心を掴むことができるエントリーシートの記入ができます。

例えば「自己PR」の欄を元に考えてみましょう。
「私の強みは周囲を巻きみ物事を良い方向に動かすことが出来ることです。
大学時代に所属をしていたダンス部ではキャプテンを務めていました。
所属をする部員は全員で100名を越え、入部当時は話したことの無い部員も多くいました。

しかし、共に部活を行う中でコミュニケーションを取ることは何よりも必要だと感じ、自ら積極的に先輩に声をかけ練習を始めたことがキッカケで、先輩と1年生が共に練習をする機会を設けることはできないかと感じました。
そこで、同級生とミーティングを行いどうすれば大所帯の部活でコミュニケーションを円滑にとれるのかを話し合いました。

コミュニケーションを上手くとるには巻き込む側である自身が同級生との関係を大切にすることが大事だと感じ、関わりのないメンバーを作らないように挨拶をすることや練習に誘うことを心がけました。
その結果、自分が入部をした年からダンス部の雰囲気は変わり、全学年が共に練習をするスタイルをとれるようになりました」

エントリーシートはパターンを覚えると上達する!頻出項目と書き方の例をチェック

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エントリーシートを書く上で覚えておくべき書き方のポイントを紹介しました。
例文をチェックしながら「どのように書けば良いのか」が少しでも伝わると幸いです。
そんなエントリーシートを一社にだけ提出を売る方は少ないでしょう。
きっと多くの方が複数社に提出をするはずです。

複数社にエントリーシートを提出するのであれば「頻出項目」を覚えるようにしてください。

確実に出る基本の質問項目

エントリーシートを記入するうえで確実に出ると言えるのが、基本の質問項目です。

  • 自己PR
  • 志望動機
  • 学生時代に力を入れたこと

自己PRや志望動機は履歴書でも聞かれることが多く、必ず抑えておくべきといえるでしょう。
そして「ガクチカ」と呼ばれる、学生時代に力を入れたこともほとんどの確率で聞かれる質問です。
ここで紹介をする3つの設問は面接でも聞かれる可能性が高いので、自分の魅力をアピールできるようにしましょう。

また、書き方についてですが基本項目こそ読みやすさを意識してください。
ユニークな設問や自由記述などが用意されているエントリーシートでは、そちらに力を入れ過ぎてしまい、こういった基本的な項目を蔑ろにする人がいます。
基本ができない人は応用もできないと感じられることが多く、ここを大事にできないと評価が下がってしまうかもしれません。

意外と多い!自分らしさを伝えるためのユニークな質問

・自分のキャッチフレーズを教えてください
・自分を漢字一文字で表してください
・無人島にひとつだけ持っていけるものがあるとすれば何を持っていきますか

ベンチャー企業などはこのようなユニークな質問から「発想力」を量ることが多いです。
ここの書き方として大事になるのが、自分の魅力をいかに伝えることができるのかでしょう。
自分語りをするのではなく、考え付いた発想力がどのように企業に活かせるのかを伝えることができると良いはずです。