占いは近年日本でもブームとなっており、東京を始めとする都市部には数多くの占いサロンが軒を連ねています。
ではそもそも占いとはどのようなものなのでしょうか?
また初心者に向いている占いはあるのでしょうか?
今回は占いについて詳しく掘り下げていきたいと思います。
目次
占いとはそもそも何?
皆さん一度は耳にしたことがあるであろう占い。
テレビや雑誌などで特集が組まれるほど占いは私たちの生活に深く根付いています。
では占いとはそもそもどのようなものなのでしょうか?
占いについて詳しくまとめます。
占いとは?
占いとは人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものを様々な方法で判断する技術のことを指します。
占いの他には卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)と呼ばれたりもしています。
一般的にスピリチュアル要素の強い占いですが、中には統計学や科学を駆使した占いもあり、必ずしも科学的根拠のないものとは言い難いような状況です。
古くから世界中で行われており、日本でも占いにハマる人が続出するほど人気となっています。
占いの歴史
古くから世界各地には地域性や時代、文化の要素がふんだんに盛り込まれた占いが存在しています。。
紀元前ローマでは生贄の内臓の色、古代中国では獣の骨を焼いてどのようにひび割れるかなどを見て天気や豊作を占っていました。
古代日本では古代中国と同じようにシカなどの骨を焼いてそのひび割れ方で今後の運勢を占う方法が主流でした。
日本の占いは中国から取り入れたものが多く、易や風水、陰陽五行など様々な占いが日本に入ってきています。
またこれらの考え方を取り入れた日本独自のオリジナル占いも多数誕生しています。
日本でも大ブームに?
日本では何年かの周期で占いが大ブームになるといった現象が起こっています。
テレビや雑誌などのメディアで特集が組まれたり、著名な占い師が多数本を出版したりと、そのほとんどが人為的に作られたブームです。
中には自然現象的に巻き起こったものもありますが、過去10年を振り返ってみても様々な占いブームが起きました。
占いの種類とは?大きく4つに分けられる?
占いは大きく分けて4つの種類に分けられます。
それぞれ占う手法や特徴も全く違うので、興味深く感じる人も多いでしょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
命(めい)
「命」とは、人間が持つ「宿命」や「運命」などを読み解き、その人の人生をより良いものに導く占いです。
「命」では生年月日や出生時刻、出生地といった不変的な情報を取り扱う占いが多く、これは「宿命」や「運命」に大きく関わっているからです。
また統計学的な要素が強く、研究者や取り扱いに長けた専門家多いのも「命」の特徴となっています。
卜(ぼく)
「ト」とは身の回りで起こる全ての事象の中には必然性や意味があるとし、そこから意味や答えを導き出していく占いです。
「ト」の語源は古代中国で行われていた「亀甲占い」から来ています。
非常にインスピレーションの要素が強く、同じ結果でも占い師によって解釈や意味が違ってくるのも「卜」の特徴です。
人間の心理や状況、物事を占うのに最適な占いとなっています。
相(そう)
「相」とは目に見える情報から、運勢などを読み取る占いです。
「相」に分類される代表的な占術としては、手の平の肉付きやシワから読み取る「手相占い」や、顔のパーツから情報得て読み取る「人相占い」が挙げられます。
手のシワや人相にはその人の本質が現れるという考えのもと成り立っている占いであり、「命」と「卜」の要素も併せ持った占いです。
霊(れい)
「霊」は上記3つと毛色の違う占いで、その人の守護霊やオーラを見て本質を見抜く占いとなっています。
統計学や目に見える情報から読み取るわけではないので、非常に信憑性が低く、
詐欺や悪徳商法の標的にもなりやすいです。
しかし占い師の中にはごく少数ですが、科学では証明できない力を持っている人も存在し、驚異の的中率を誇っています。
メジャーな占いとは?
占いは大きく分けて4つの種類に分けられますが、さらにそこから様々な方法に分岐します。
この章では数ある占いの中からメジャーなものをいくつかご紹介していきます。
タロット占い
タロット占いとは、異なる絵柄がついたタロットカードを駆使して占う手法です。
やり方としてはカードを裏向きでシャッフル、展開し、出た絵柄や配置から過去や未来などを読み解いていきます。
タロット占いで使うカードに書かれた絵柄には一つ一つ意味があり、相談者の悩みに対してなんらかの暗示を出していると考えられるのです。
何か重大な決断をしたくて悩んでいる人にはオススメの占術となっています。
風水
風水とは古代中国で誕生した占術で、土地の起伏や川、周囲の建物の配置、方角などから気の流れを読み、運気の流れを良くすることを目的にしています。
流派や占い師によって開運方法は異なり、バラエティに富んでいるのが特徴です。
身近なところだと家具の配置や間取りなどを考え、気の流れをよくすると言ったもので、本なども多数出版されています。
引越しや模様替えなどで風水を意識しながら家具を配置してみると、気持ち的にも良くなってきます。
西洋占星術
西洋占星術とは太陽系内にある天体の配列や動きが、人や社会に大きな影響を与えているという考えの元成り立っている占いです。
生年月日・出生時刻・出生地などの情報をもとに、「ホロスコープ」という星の配列図を作成して運命を読み解いていきます。
有名な星座占いは西洋占星術の考え方をもとにして作られた占いです。
ネットの占いでも西洋占星術を用いた占いは多数あります。
霊視
霊視とはその名の通り人についている守護霊やオーラなどを鑑定し、その人の本質や悩みの種を探っていく占いです。
霊視は特殊技能なので霊視ができる占い師はなかなかいません。
しかし本物の霊視師でしたら他の占いに比べて驚異の的中率を誇ることでしょう。
四柱推命
四柱推命とは古代中国で生まれた陰陽五行思想に基づく統計学です。
生まれた年・月・日・時間の4つを柱に見立て、陰陽五行思想である十干と十二支などを組み合わせて占います。
これにより本質的な性格や才能をはじめ、運勢、健康や体質などの傾向を知ることができます。
初心者にオススメの占いとは?
「占いに行ってみたいけどどんな占いを選んだらいいのか分からない」
こんな悩みを持っている方も多いかと思います。
初心者にオススメの占いとしては、身の回りにあって行きやすい占いです。
まずはどんな占いでもいいので一度体験してみましょう。
体験して満足したらリピートし、満足いかなければ他の方法を試してみればいいのです。
占いにも相性は存在し、相性の良し悪しはネット上ではわかりません。
なのでまずは近くの気になった占いサロンや占い師の元に行ってみましょう。
まとめ
ここまで占いとは何かというテーマで解説してきました。
占いは気が遠くなるほど昔から人類の生活に欠かせないもので、日本でも中国から入った占いを元に、独自の占いが開発されてきました。
現在ではブーム化され、様々な占術が開発されていますが、大元は4つに分けられます。
是非この記事を読んで占いの基礎知識を付け、実際に占いに行ってみてはいかがでしょうか?