皆さんは四柱推命をご存知ですか?
「名前を聞いたことだけある」という方もいれば「聞いたことは無い」という方もいるでしょう。
日本人にとって四柱推命はあまり生活に関わりのないものかもしれません。
しかし、占いの鑑定を受けたことがある方や、学んでいる方にとって「四柱推命」は知っていて当たり前の存在でしょう。
それぐらい有名なのが四柱推命です。
この記事ではそんな四柱推命について詳しく解説をします。
また、四柱推命を学ぶうえで重要になる「年柱(ねんちゅう)」についても紹介をするので是非チェックしてください。
年柱が何かを知ることは四柱推命を学び人生を考える良い機会になるでしょう。
目次
【基本】年柱を知る前に四柱推命について知ろう
まず紹介をするのが「四柱推命」についてです。
四柱推命という名前を聞いた経験がある方の多くは「占い」で聞いたことがあるでしょう。
例えば、対面鑑定を受けた際に「今日は四柱推命で占っていきますね」と占い師の方に言われることもあるかもしれません。
初めて名前を聞いた方は、四柱推命と聞いてもどんな漢字を書くのか思い浮かべることも難しいはず。
馴染みが無い言葉なので、イメージも難しいでしょう。
きっと占いを受けた際に聞いた言葉であれば「占術の一つなんだろう」と感じるはずです。
しかし、四柱推命は占いの占術ではありません。
統計学の一種として古くから扱われてきた学問です。
もちろん、現代では占いの占術として利用されているため「占術ではない」と言い切ることはできませんが、学問であることを覚えておいてください。
そんな四柱推命で占いをするために必要になるのが「生年月日」や「生まれた時刻」です。
この4点が分かることでその人が人生を歩む中で持っている運勢や「宿命」を知ることができます。
四柱推命は「統計学」であると話したので「占いではないのに何で運勢が分かるの?」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、統計学は「最強の学問」とも呼ばれる学問で、根拠に基づく結果が出るため「的中率」が上がります。
占いの鑑定を何度も受けている方の中には「タロットや霊感占いなどの鑑定は受けず、四柱推命など統計学の占いのみ受けて居る」という方もいるのです。
それほど「的中率」が高く「信頼」ができる占いと言えるでしょう。
四柱推命は学問?気になる【占い】とは
四柱推命が学問であることを紹介した今、記事を読んでいる方の中には「じゃあ何が占いなの?」と感じている方もいるかもしれません。
大きく分けて占いは「命術」「卜術」「相術」の3つに分けることができます。
命術というのは先ほど紹介をした四柱推命のように「生年月日」などから個人の性格や運命を占う占術です。
他には「西洋占星術」や「九星気学」などが挙げられます。
次いで「卜術」というのは、偶然に現れた出来事から「事態の成り行き」を占う方法です。
占いのイメージとして強いタロットカードや束になった細い竹を使用した周易(周易)の占いは卜術になります。
そして「相術」というのは、対象を外側から鑑定し、その人の状態や今後の運勢を占う方法です。
漢字で気付いた方もいるかもしれませんが「手相」や「人相」は相術になります。
ちなみに、その人が人生を歩む中で考え方や行動を変えると手相や人相は変わるので「現状」を見るのに適している占いであると言えるでしょう。
四柱推命と関わりのある年柱とは
ここまで四柱推命について詳しく解説をしてきました。
学問と占いの違いを知ることもできたので、これから説明をする「四柱推命を使った占い」いついて理解がしやすくなるはず。
ここからはタイトルにもあるように四柱推命を学ぶうえで大切になる「年柱とは何なのか」を紹介していきます。
まず、年柱というのは四柱推命の「四柱」の一つです。
四柱は年柱・日柱・月柱・時柱の4つの柱から構成されています。
漢字を見て気付いた方もいるかもしれませんが、これは「生年月日」のことです。
四柱推命は生年月日を用いた統計学であるため、この4つの柱がとても大事になります。
ただ、時柱がなくても鑑定をすることはできるのですが、より自分のことを知るために「生まれた時刻」は知っている方が良いでしょう。
4つの柱がどうして四柱推命の鑑定に必要なのかというと、四柱推命の鑑定には「命式」と呼ばれる表を使って鑑定を行うのですが、命式を出し運命を見るためには四柱が必要になるのです。
命式に四柱を入れることでその人の運勢や宿命をはじめとした様々な事柄を知ることができます。
そのため、四柱推命の鑑定には年柱はとても重要になります。
四柱推命の命式には年柱が欠かせない!年柱から読み取れることは?
年柱が四柱推命の命式に欠かせないことを紹介しました。
そんな命式を読み取る際「年柱」から分かることがあります。
まず、年柱が表す時期ですが初年期の0~19歳です。
そして、表す運気は目上の人との関係を示すと言われており職場の上司との関係を知ることができます。
また、年柱からはあなたが周りの人から抱かれる第一印象がどんなものなのかも分かると言われています。
外側の部分を読み取ることができると覚えておきましょう。
四柱推命式に欠かせない「干支」もチェック
四柱推命式には「四柱」の存在が欠かせないのですが、もう一つ必要となるものがあります。
それが「干支」です。
四柱推命式は「生年月日」を4つの柱に見立てて人生を四分割します。
先ほど紹介をした年柱は人生の初年期です。
そして四分割をした時期に干支や星を表します。
この命式から読み取れることは「その人の人生の宿命や運命」です。
きっと皆さんは干支と聞くと「12種類」を思い浮かべるでしょう。
しかし四柱推命で利用する干支は全部で60種類あります。
組み合わせは10種類ある「十干」(じゅっかん)」と12種類ある「十二支」です。
十二支はご存知の方は多いのですが、十干を知らない人は意外といます。
十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)になります。
古代中国では日の順序を表す記号として使われていたそうです。
十種類全てに意味があり、命式から読み取ることで、その人が持つ「本質」や「思考の特徴」を知ることができます。
ちなみに、年は60年で一巡するとされており「還暦」は、生まれてから1巡をし自身の干支が周ってきたことをお祝いするのです。
まとめ
ここまで四柱推命の歴史や鑑定方法について詳しく解説をしました。
きっと記事を読んでいると「自分も四柱推命を使った占いを受けてみたい」と感じた方もいるでしょう。
しかし、実際に占いに足を運ぶのは初めてだと不安に感じることもあるはず。
面と向かって相談をすることが嫌な人もいるでしょう。
スマホがあればすぐに鑑定ができる「チャット占いサービス」ができます。
自分の悩みに合ったアドバイスをくれる方がきっと見つかるでしょう。
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