掌の指先から気のエネルギーが入ってきて、きれいな指では良い運気が多く吸収できると考えられます。手相では、親指の付け根は金星丘と呼びます。ここに膨らみ・ハリがあると心身共に健康で体力もあり生命力にあふれて子宝に恵まれやすいといわれます。精神面も強く、親族や生まれ故郷との縁も深くて、愛情豊かで、優しく暖かい心をもちます。人の面倒みも良く、誰にでも分け隔てなく優しく接するので、人から慕われ、家庭運にも恵まれ幸せな家庭が築けます。愛情や面倒みの良さが活かせる分野で力が発揮できます。
また、親指は親との関係をあらわし、周囲に対する愛情、生命力、精力などを象徴しています。また、意志の強さをあらわし、その人自身をあらわすこともあります。
ハリがありすぎると自分勝手で、対人関係で、問題を起こしたりします。
また、この部分が平坦だったり、へこんでいたり、ツヤがあまり良くないと、愛情が少なく体力もあまりなく、何事も消極で根気がなく無気力なことが多い。恋愛をしたいと思っていても行動がついていきません。
目次
親指に目の形をした手相の意味するものは？
親指の第一関節に目の形をしたものは、仏眼相と呼ばれ、ご先祖様の守護力が強く、直感などに優れています。
右手に仏眼相があるのは、先天的なものではなくて後天的に徳を積んで自分の力で閃きや直感の才能を身につけたものです。周囲の人たちへの感謝を忘れないで、ご先祖様を敬う気持ちを持っている人の手にあらわれます。他人の気持ちを読み取れたり、自分の身に降りかかる災いを無意識によけたりできます。
左手に仏眼相があるのは、生まれつき目に見えないものに守られていたり、霊感を持っている人に多いです。幼少の頃から不思議な体験をすることが多く、間一髪で救われるようなこともあるかもしれません。
ただし、恋愛やお金など、自分の事は、あまり勘が働かず、大きな危険や他人に関することばかりとなります。
この仏眼を、二つ以上持っている人は直感力や思いを引き寄せる力が格別に強くなり、多くの願望が叶えられるようです。
自分の勘を信じて進めば、間違いはほぼありません。頭の中で考えたことが実現しやすい運の強さを持っています。予知能力があったり、スピリチュアルな分野で力を発揮できます。
手相の親指の付け根のいろいろな線の現すものは？
感情線付近から親指の付け根に斜めに伸びる線は、恋愛線と呼ばれ、この線があらわれているときは、運命の人との出会いから、恋愛の始まり、結婚の時期などを知ることができます。
この時期は、恋愛線が生命線を横切っている位置で計算できます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とします。
手相の親指の付け根にあらわれる生命線に沿った線は、パートナー線と呼ばれるものです。生命線の内側で3ミリ以内で寄り添うようにあらわれる線を指します。
この線があらわれているときは、恋愛や結婚のパートナーに出会えることを示し、パートナーと深い愛情に包まれることも示しています。パートナー線が長いほど、いつまでも愛情に包まれることをあらわします。生命線と重なっている期間が、深い愛情が感じられたり、出会いの時期を示しています。人差し指と中指の間から垂線を下し、生命線と交差する点を20才とします。
また生命線の始点方向から見てだんだん生命線から離れるような線は、愛情が冷めていくこ
とになり、近づいてくる線だと恋愛の成就や結婚が考えられます。
手相の親指の付け根のいろいろな形の現わすものは？
手相の親指の付け根にフイッシュ（魚紋）
金星丘にあらわれたり、主要な線上にあらわれたりします。縁起の良い吉祥紋で、予期しない幸運をもたらします。フイッシュがあらわれると予期せぬ愛情を感じたり、生命力がものすごく増したりします。病気が完治したり、あまり脈がなかった恋愛相手でも、すごく好意を持っていたり、体力的にも無理が利き、仕事でも高く評価されます。諦めていた子宝が授かったりします。
想像もしなかった幸せが手にはいります。その幸せが、周囲との関係改善ともなり対人関係も順調にいくようになります。
手相の親指の付け根にスター線（星紋）
手相の親指の付け根の金星丘にスター線があらわれることが、あります。スター線は、星紋とも呼ばれ、短い3本以上の線が星のように交差するものです。これは、幸福を呼び込むラッキーサインです。このスター線があらわれると、積み重ねた努力が実り、愛情面でも
幸運が舞い込み、理想の相手と幸せに暮らせたり、生命力も高まり、病気やケガが治り、人気物になったりします。
手相の親指の付け根にホクロがある
両親や家族をも含む対人関係でのトラブルが多くなります。親しい人を信用していると、突然裏切られることもあります。
金星丘下部にホクロがあらわれる場合、遺産相続や親族との金銭問題でもめたり、親族から結婚などを反対されるようです。どちらも慎重な判断を求められます。
金星丘の縁を取り囲む生命線上にホクロがあると、生命力が弱まり、大病する可能性があります。
親指に俵線（俵紋）がある手相
親指に俵紋（俵のような縦線の模様）があらわれる手相。珍しい紋の一つです。この俵紋があらわれると、食べることに生涯困らないとされます。親族や親の影響が大きく、経済的に支援が得られて、食に困らないことを示しています。金運、家庭運にも恵まれ、大きな強運を持ちます。より深く刻まれているほど豊かになります。
親指の付け根にスクエア（四角紋）がある手相
親指に俵紋があらわれると、人生を一発逆転させる力を持ちます。四角紋が金星丘にあると恋愛や結婚関連のトラブルから免れます。予期せぬ愛情のもつれや、浮気や不倫があっても、恋敵が出てきても、乗り越えることができます。
親指の付け根に三角形がある手相
金星丘に三角紋（3本の線で三角形を作るもの）がある手相では、最後に愛情面での幸福を掴み取りますが、そこに行くまでに多少の困難が待っています。男女共に、愛情に深い面があって、母性にあふれています。慈愛に満ちています。
本物の愛情を手にするための試練に臨むのですが、必ず乗り越えることができます。信じることで、努力が報われて必ずや最高の幸運が手に入ります。
手相で親指の付け根に格子紋（網目）
手相で親指の付け根に格子紋（グリル）があらわれる場合は、金星丘の意味合いを弱めることもあります。精神的な弱さがあります。しかし、大きな格子紋があらわれている手相は、愛情に深く、性格が温厚で包容力があります。家庭円満の証といえます。
細かい格子は、いろいろと細かいことに気がついて繊細で細やかな愛情を持ちます。この細かい格子は、印象が弱々しいと金星丘の意味を弱めることになります。
反対に、金星丘に盛り上がりやハリがある場合は、格子紋があると、それは家族に恵まれ、温かい家庭が築けます。家族の絆が強いと、子供を過保護にする面もあるようです。
親指の付け根に五芒星がある手相
手相で親指の付け根の金星丘に、五芒星（ごぼうせい、ソロモンの星）があらわれていることがあります。五芒星は5本の線が交差して、その真ん中に五角形を作っている星型を指します。五芒星は一筆書きできることから、魔が入り込む隙を与えない形とされています。古来より魔術者たちがなどが用い、時の権力者のために使いました。
魔除けや浄化の護符として用いられています。手相にあらわれた場合は、大吉相です。
非常に珍しい手相です。五芒星のある人には、予期せぬ大きな幸運や、望んでいた大きな幸運がもたらされます。
この手相を持つ人は、幼少期から幸運に恵まれることが多かったかもしれません。
右手に五芒星がある場合は、大きくなる過程で、幸運体質になったと読み取ることができます。この手相を持っていたら積み重ねてきた努力が想像以上に大きく報われます。
左手に五芒星がある場合は、生まれつきの素質として、稀に見る大きな幸運が舞い込みやすくなります。
両手に五芒星がある場合は、幼少期から幸運に恵まれて、大人になった今もそのままで、人生何度でも幸運が訪れる非常に恵まれた人生を送る人です。
生涯を通して、何度でも幸運が訪れることでしょう。また、性格も穏やかなので人にも好かれます。
手相で親指の付け根に傷がある場合は？
親指の付け根の金星丘に、傷があるのは、同性の親族との関係が悪化することが考えられます。いざこざが多くなり、行き違いがトラブルに発展することがあります。同性の親や兄弟とのいざこざから家族全体の関係性が悪化することも考えられます。
特に親の場合は愛情を感じることがなくなるとされます。言動には慎重に対応し、異性の親や親族に力をかりましょう。傷の場合は、いくら親族との関係改善を希望していても手相に反映されることは、ほとんどないので、意味合いは固定化していしまいます。傷跡が薄くなることで軽減されることはありますが、基本的には、他の手相による変化に頼るしかありません。
まとめ
手相の親指または親指周辺で読み取れるものは、神秘性・生命力・愛情・気力などです。神秘性に優れていれば、直感が冴え、スピリチュアルな力が発揮できます。生命力が強ければ病気やケガをしません。たとえしたとしても治りが早いです。生命力は子宝にも関わってきます。愛情にあふれていれば、恋愛が発展しやすく、幸福な結婚生活につながります。気力があれば、何事にも粘り強く取り組めます。
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