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オリエント占い?古代のオリエント占星術

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オリエント占いとは「宿曜経」という仏教の経典がもとになっている占いのことです。空海が中国から伝えた密教の占いのことで、「オリエンタル占星術」とも呼ばれています。今回はそのオリエント占いに関してこちらで解説をさせていただきたいと思います。

オリエント占い。オリエント占星術とは?

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オリエント占いは「宿曜経」がもとになっているのですが、「宿曜経」は月の動きを元にしたいわば「東洋のホロスコープ」占いです。ルーツは西洋占星術と同じ古代バビロニア。やがて東西の文化が融合したヘレニズム時代を経てこの占いが西洋で発達して西洋占星術となり、東へ伝播してシルクロードを旅するようにインド、中国へと渡り「宿曜経」として日本へたどりつきました。

「オリエンタル占星術」はそんな「宿曜経」の背景にあるインドの占星術や中国の道教などの要素も加味しながら、その内容を現代の生活に合わせた言葉で伝える占いです。あまりにもよく当たる占いのため、宿曜占星術は権力者によって封印されたという説もあるくらいです。他にも西洋の古代オリエント占星術というのも存在します。広い意味で「西洋占星術」というとき、白羊宮時代の占星術も双魚宮時代の西洋占星術も宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学も含めることができます。

しかし、厳密に書くと「占星学」の一形態が双魚宮時代の西洋占星術です。この西洋占星術の元となる占星術が確率されたのは、紀元前の白羊宮時代でした。この時代、天体観測の起点となる春分点がおひつじ座にあったため、最初のサインを牡羊宮と呼ぶようになりました。

オリエント占い。オリエント占星術の発祥は?

「宿曜経」は、紀元8世紀に不空三蔵という僧がインドから中国に伝え、それを遺唐使で中国に渡った空海、後の弘法大師が日本に持ち帰ったものです。平安時代には「宿曜経」をもとにした「宿曜道」は「陰陽道」と同じくらいもてはやされましたが、その後は密教の奥義として密かに現代まで伝えられました。

一方古代西洋占星術だと白羊宮時代は、紀元前2,000年ほど前から始まりました。宝瓶宮占星術が解き明かした春分点の基点に従って厳密に書けば、紀元前前約2,330年前になります。白羊宮時代以前の金牛宮時代の古代エジプトにも天体観測はありました。しかし、古代バビロニアの知識階級であったカルデア人の天体観測によって、今の西洋占星術の基礎が確率されたのです。

古代バビロニア帝国が築かれたメソポタミア地方は、日本から見れば西洋方面ですが、ヨーロッパから見れば東洋です。そのため、この時代の占星術は正しくは「西洋占星術」ではなく「古代オリエント占星術」と呼ぶべきです。この占星術が「西洋占星術」となっていくのは白羊宮時代の末期、すなわち双魚宮時代の前史である紀元前530~紀元前170年にヒポクラテスや、双魚宮時代に入った紀元前170年以降にプトレマイオスといった古代ギリシャの先達たちが、自らの学問に占星術を取り入れて、先の双魚宮時代に一般にひろまったのです。

オリエント占いである古代オリエント占星術は占いではない?

白羊宮時代にはカルデア人にのよる「古代オリエント占星学」は今の占い同然の西洋占星術とは、かなり趣きが異なってきます。古代のオリエントの占星学は占いというよりは、国王の御用学に近く、国家にとって必要不可欠な役割を果たしていました。四季の変化の乏しい古代オリエントでは、種まきの時期や河川の氾濫の時期など、為政のためには「時」を知ることが重要でした。その為には、いつを年の始まりとするかあ定めなければなりません。

それが春分点だったのです。現代でいう「春分の日」毎年の3月20日~22日に当たります。それが古代バビロニアの1年の始まりでした。カルデア人は星を観測して、春分点を起点に「時」を観測し、そうしてカルデア人は国王に為政のために必要な「時」を教えていたのです。それは現代でも同じです。現代ではカレンダーがあり、1年の始まり1月1日が定められています。

それゆえに今日は何月何日か、年度の始まりや、平年とどれくらいの気候が違うか、あと何日で春が来るか、または秋になるのかなど、誰でも簡単に知ることができるのです。私たちの生活に欠かすことのできない「カレンダー」はその語源が「カルデア人」に由来していると言えばお分かりでしょうか。このように白羊宮時代の「古代オリエント占星学」は、現代の吉凶判断やオカルト的な庶民向けの西洋占星術とは根本的に違ったのです。

オリエント占い月で占う?

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西洋占星術は太陽、オリエンタル占星術は月に導かれる占星術と言われています。西洋占星術の12星座は生まれたときの太陽の位置で決まると言います。「オリエンタル占星術」の27宿は生まれたときの月の位置で決まります。バビロニアで生まれた占いが西洋では太陽、東洋では月を中心に発達したのは地球規模で「陰」と「陽」のバランスが取られているような不思議な話です。

同時に人間や物事を占うときに片方の占いだけでは伝えきれない部分をそれぞれの占いが当たっている気がします。太陽が石や自我を司るのに対して月は感情や本能を司る星とされていることからも、月を中心に語られる性格や運勢には西洋占星術とはまた違った側面があるのです。「オリエンタル占星術」は月の動きだけで占うものではありません。

もとの「宿曜経」の「曜」は「九曜」とは現在も使われている曜日の概念の元になっている7つの天体の「七曜」つまり、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星に羅ご星、計都星を加えたもの。現代で 「曜日」は記号のようにしか思われませんが、当時は様々な惑星の影響を感受するツールとして使われていました。後述しますが ある宿が、ある曜日と重なったときに起こる「七曜陵逼」「六害宿」または「甘露日」「金剛峯日」「羅刹日」は曜日、つまり惑星の影響を示す日なのです。古来から東洋、西洋ともに月は女性の象徴と言われている。

オリエント占いは意外なことにデジタルな仕組み?

オリエンタル占星術は感情や本能を司り日々その動きをもととしてるとのこと、その特性がもっとも活かされるのはどのようなシーンなのでしょうか。「オリエンタル占星術」が驚くほどの的中率を発揮するのは毎日の「日運」と、人と人との相性の部分です。ところで東洋と西洋とでは、東洋が「アナログ」西洋は「デジタル」というイメージを抱く人が多いのでは?それは歴史のある時点から、西洋文明のテクノロジーの発達が著しかったためでしょう。

東洋では一部で細密な天体観測がされても、「宿曜経」以降に、それが占いに用いられることはありませんでした。27宿で毎日1宿ずつの月が進んでいく占いは、細密な天体の動きに裏打ちされた現代の西洋占星術に比べると簡素ですが逆にデジタルなものかもしれません。けれどその簡略化された中に古の人の深い英知が詰まっているのです。

人と人の相性は「相手から見た相性」「自分から見た相性」が違う点がこの占いで見る面白さです。例えばですが、自分が「安心」して付き合える相手は、相手にとっては「壊す」ような存在になる。さながら「カモと天敵」なのに何故か強く惹かれ合う相性があったりします。そのような人との縁の不思議さを教える占いでもあります。

オリエント占い。オリエント数秘術とは?

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オリエント占いの中で「オリエント数秘術」なるものが存在します。数秘術の中では知られていな「オリエント数秘術」ピタゴラス数秘術がベースとなっており、西洋の哲学に東洋の考え方をプラスして生み出されたとされている占いです。その為生年月日の他に名前も含めて計算します。生年月日の計算はカバラ数秘術と同じで、最後が1桁になるまで足していきます。名前はローマ字に変換して、そのアルファベットに該当する換算数字を当てはめています。

スポニチオリエント占星術で人気の占い師小出美穂さん

スポニチの美鳳のオリエント占星術は新聞の星占いです。ネットでも気軽に見ることができます。この占いを制作した方は「小出美穂さん」運勢リーディングを行っており、博報堂を退社し、四柱推命、易、太極拳、中国書道など陰陽五行学を学ぶ。個人鑑定のほか、美鳳の名前で占い執筆活動をスタートさせました。

中医学薬膳師の資格も持っており、陰陽五行学をライフスタイルに取り入れて幸運になる方法を伝授しています。主な連載が新聞でのスポニチ「美鳳のオリエント占星術」雑誌の週刊現代「美鳳の週間天気予報」WEBでは一般社団法人日本エステティック協会「今日のキレイ占い」アプリ「サバイバル診断」テレビでは「恋するハニカミ」「ハニカミ相性占い」「ハニカミデート占い」「オレンジデイズ」「オレンジうらない」「サバイバー」「サバイバー占い」「デジ屋台」など沢山のご活躍をされています。

中医学薬膳師の資格までお持ちで、女性の美と健康についてもとても詳しいので素敵な女性の先生だということが分かります。このようなご活躍されている方が占いをしてくれることで、世の中の女性たちの信頼度もゆるぎないものであることが分かりますね。

まとめ

さて、オリエント占いについてご紹介させていただきました。ちょっと難しいですが、オリエント占いはかなり古くから伝わる占いだということが分かってきましたね。古い占いであること、そして的中率が非常に高いことから知る人ぞ知る占いであったと思います。なかなか、オリエント占いについて詳しい方は少ないとは思いますが、今回で少しでもご理解を深めていただけましたら嬉しく思います。

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