無料の星占いサイトはネット上にかなり溢れています、雑誌の方でも、新聞でも、テレビ番組でも「本日の1位は〇〇座」そういうのを見たことがある方はいらっしゃるのではないですか?しかしテレビの番組でも、雑誌でも、新聞でも、ネットに溢れる星占いのサイトでも全てランキングの結果が違うと思ったことはないですかそれは何故なんでしょうか?こちらではそういった疑問に関して応えていきたいと思います。気になる方は是非ご覧ください。
目次
無料の星占いランキングのサイトがそれぞれで結果が違うのは何故?
テレビや雑誌インターネット上で様々な無料サイトが星占いのランキングを発表しておりますが、見るサイトに違って結果は様々です。 「このテレビではおうし座が1位こちらでは3位でした。」「この雑誌でうお座が最悪なのにどちらでもまあまあな結果?」あまりにもバラバラで、中には「この雑誌には良い事が書いてあるから今月はこの雑誌の占いを信じよう。」
そのような方もいらっしゃるはず。 「なんで、星占いなのにこんなに結果が違うの?」そういう疑問を持つ人も多いと思います。 実はテレビや雑誌にはターゲット層というものがあります。「この雑誌の年齢は20代女性で。」「こちらの雑誌は30代男性向け」占いも、もちろんそのターゲットに合わせて作られています。
なので、番組や雑誌で占い結果が違うのは当然のことなのです。そしてその間に占いの結果が違う理由に関してなのですが、以下が考えられます。
占う人の違いで結果が変わるため
皆さんもよくご存知の12星座というのは生まれた時の太陽の位置で決まります。でも、実は人の運勢に関係してくるのは太陽だけではありません。水星から冥王星までの惑星、そして月の動きも関係してきます。しかもそれぞれの惑星の織り成す角度や、空で動く方向も文明に影響するとも言われています。
星占いというのはとても奥が深いです。なので、どの惑星の動きに着目するか、いかに様々な要素を見逃さないよう、星の配置を読み取るか、星の動きが実生活に与える影響をどう解釈するか、といったところの違いが占い師の腕の見せ所になるのです。
本来は、運勢に大きな影響を与えると言われているのが、動きの遅い火星や木星、土星以降の星の影響で、長期的にじわじわと影響力を発揮するため。毎日の運勢を占っても同じ星座は殆ど同じような結果になってしまい、メディア受けしません。
運気が悪い時は大抵ある程度の期間運気が低めとなりますから、特定の星座の運勢が毎日悪いという結果を放送したとしたら苦情が殺到するでしょう。苦情が出なくてもいつも運勢が悪いというものを放送されると嫌な気分にもなりますし、 視聴率にも悪影響です。
なので、マスメディアの娯楽として、テレビや雑誌の星占いは、真の運勢ではなく、気分や感情に影響を与える動きの速い月の動きを中心に占い結果を出して毎日変化を持たせる結果となってます。では、テレビ局前に結果が違うというのはなぜでしょうか?考えられるのが、占いの判断をする人がどの影響力を重視しているかと言ったことあります。
順位がついてるとメンタル的に決定されるように思ってしまいがちですが、ラッキーなことが起こりやすいことを基準に順位を決めるか、不運でないことを基準に順位を決めるのでは順位が変わってきます。ラッキーなことが起こりやすく不運なことも起きやすいという場合も存在します。そして金運や対人運、健康運などをどの基準で全体に組み込むかなどでも変わってきます。
なので星占いをする占い師によってどの順位にするのかの判断は異なってきます。占星術の法則では基本的な法則による運勢判断はあっても、絶対的な法則ではありません。よって占い師さんの判断基準によって、ある人は悪いと取るけれども、ある人はそれほどではないと判断する場合もあります。ほとんどの場合はプラスの作用とマイナスの作用の両方が複合的に作用し絡み合っているので単純に良い悪いで判断するのは難しい面があります。
占術が違う為
皆さんが一般的に見ているのは、生まれた時に太陽が黄道十二宮のどの星座に入っているのか、という手に基づいて人間を12種類に分類し占いをしようとするのが「太陽星座占い」と呼ばれるものです。これは本格的な西洋占星術になるとホロスコープ占星術と呼ばれ、 ホロスコープ占星術が出来て以来、専門家でない人達にホロスコープ占星術とは太陽星座占いのことだと常に誤解されてきたようです。
地球は太陽の周りを約1年の周期で公転していて、毎年カレンダーの同じ日付の時には、太陽に対し、地球がほぼ同じ相対位置にくるので、誕生日さえ設定すれば「〇〇座」そういったことだけは割り出すことが可能です。そして昔から「私は〇〇座」そういう言い方はずっとあって、始まって以来、誕生日をもとにした「〇〇座占い」「星座占い」というのも一緒にずっと存続してきたようです。
実際のホロスコープ占星術では太陽以外に水星、金星、火星、木星、土星、そして、天海冥の3つを加え、10個の天体を使い、かつ、出生場所と、出生時間に基づいて計算するアセンダントという架空点を使ってその人を占うのが標準的な方法と言われています。ホロスコープ占星術ではこのアセンダントを必要不可欠なものと考えており、これを使わない占星術は厳密に言えば、占星術とは言えないのです。
ですから、生まれた場所と出生時間が正しく分かっていないと正式なホロスコープ占星術では占いをするということはできません。
多くの人を簡単に占うという必要性で生み出された太陽星座占いというものは、あまりに簡易的すぎるということでしょう。
無料の星占いランキングは当たらないのか?
そうなると、無料の星占いランキングは当たらないのかと思うのですが。 先ほども説明した通り、無料の星占いには「太陽星座占い」を主に使用していますので、 的中率はあまりないかもしれません。
太陽星座占いは太陽以外の天体の配置の違いを無視していますから、ホロスコープ占星術を知っている人からしてみたら「太陽星座占い」には中身がない、大雑把な呪星術で遊戯の部類だと言う方もいます。しかし、TVやネットや雑誌の占いに関して、そこまで真面目に受け取る人は少ないのではないのでしょうか?
誠実に解説すればするほど、その分抽象的であまり面白くないものに仕上がります。少々正確さに欠けたとしても楽しくて具体的で分かりやすく、インパクトのあるものを作ろうという目的があってランキングを作っているように思います。
無料の星占いランキングテレビとネットでも違う?
テレビとネットでの無料占いも太陽星座占いを基本にしている占いが殆どです。もし、気になるのであれば、それぞれの占いコーナーの結果を何日分かに連続して集めてみて、順位のつけ方にパターンが見いだせるもの、例えば1位がてんびん座であれば、6位までにみずがめ座、ふたご座が入る確率が高い。
こういったものを見つけることができれば、それは、少なくとも順位はホロスコープから引っ張ってきていると考えてもいいかと思います。これが、均等にばらけてあって、順位がついているものは、チャートから引っ張り出したものではないのではないか?と考えられています。もし、順位が違うのが気になる方がいらっしゃるのであれば、毎日の占いをチェックして、ホロスコープを元にしているのかどうかを調べるというのも楽しみがあって良いのではないかと思います。
ホロスコープを元にしているランキングがあれば、それは少なくとも当たる確率が高いということですから、次回から自然とその星占いランキングをなんとなく信じるようになるかと思います。
無料の星占いランキングは結局どれを信じたらいいか?
テレビや雑誌、ネットの占いは、あくまでエンターテインメントであり、本来の手順を充分に含んだ占いではありません。あくまで娯楽として楽しむようにはしましょう。そもそも、星占いは科学的なものではありません。
それでも、遠くの星に想いを馳せ、自分の為に与えられた言葉でを読み解いていけば、目の前の問題を解決する糸口が見つかったり、自分の新たな一面が発見できたりするかも。そうした占いの効果は当然あると思っています。だからこそ、星占いは私たちの心を支えるのだと思います。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか、無料の星占いが何故こんなにもアチコチでランキングが違うのは何故だか分かりましたでしょうか?以下まとめてみたのでご覧ください。
- 星占いというのはとても奥が深いです。なのでどの惑星の動きに着目するか、いかに様々な要素を見逃さないよう、星の配置を読み取るか、星の動きが実生活に与える影響をどう解釈するか、といったところの違いが占い師の腕の見せ所になるのです
- 多くの人を簡単に占うという必要性で生み出されたのが太陽星座占いというもの。ホロスコープ占星術のように正確ではありません
- 無料の星占いには「太陽星座占い」を主に使用していますので、 的中率はあまりないかもでも、楽しくて具体的でインパクトのあるものを作るためです
- 無料の星占いランキングがホロスコープを元にしているかどうかを調べるには、ある規則性をみつける必要がある。それに基づいていれば、ホロスコープ占星術をひっぱった占いだといえます
- テレビや雑誌、ネットの占いは、あくまでエンターテインメントであり、本来の手順を充分に含んだ占いではない為、あくまで娯楽として楽しむようにした方が良いかもしれません。当たるあたらないではなく、結果によってもたらされた自分自身が大切です
以上です。無料の星占いランキングも色んな人が楽しんでもらえるようにと作られたものであったことは分かったと思います。今以上に無料の星占いランキングを楽しんでいただければ幸いです。