夢占いをご存じですか?もしあなたの夢に「満月」が出てきた場合、その夢にはどんなメッセージが込められているのでしょう。とても神秘的な「満月」から、自分にとって大切なお告げが受け取れるかもしれません。今回は、そんな夢占いの「満月」についてのお話です。
目次
【満月】夢占いについて
それではまず、「夢占い」とはどのようなものなのかについて、お伝えしたいと思います。夢占いとは、夢に出てきた人物や状況から現在の心理状態や過去を判断する占いのことです。普段何気なく見ている夢には、実は様々な意味やメッセージが隠れています。それらの夢は「忠告」や「予言」というような役割を果たしている場合があります。夢占いを行うことによって、その夢を紐解くことができ、自分と向き合ったり未来を変えられるのです。
夢占いの診断においては、夢を正確に覚えておくことが必要不可欠です。ですので朝起きてからすぐに夢の内容をメモする習慣をつけるなどして、夢からのメッセージを見逃さないようにしましょう。夢の内容が思い出せない場合は、「怖かった」「楽しかった」などの印象だけでも構いません。いわゆる「夢日記」が、夢の分析を行う手がかりになるようです。
【満月】夢占いの特徴は?
夢占いの特徴としては、人類史上最も古く歴史がある占いだということが挙げられます。眠っている間に人は夢を見ると認識された時から、夢占いは始まっていました。大昔には、夢は「神々からのメッセージ」だと考えられていたようです。夢占いに関する書物で最古のものは、紀元前8世紀に書かれたギリシアの文学作品「イリアス」です。そこには夢の送り手が最高神ゼウスであり、夢を読み解く「夢判断師」が実在したと書かれているのです。
また聖書にも、夢占いに関する逸話が多く登場します。旧約聖書の「ヨセフの夢」が最も有名でしょう。これは夢占いで現実を当ててしまうという能力を持った、ヨセフの波乱万丈な人生を綴った物語です。そして東洋にも、古代中国の王朝・周の周公旦が夢の解釈にまつわる伝承をまとめて編ませた「周公解夢全書」という夢判断の書があります。意外なようですが、このように夢占いの歴史は非常に古く、世界中に夢占いに関する書物が残っています。
パターン別・満月の夢占い
さてここからは、満月の出てくる夢をより具体的に、パターン別に見ていきたいと思います。夢占いにおける満月の基本的な意味と照らし合わせながら、検証してみてください。
パターン①【満月を眺める】
夢占いにおいて「空を眺める」夢は、良い期待・希望を抱くという暗示とされています。「満月を眺める」夢であれば、特に将来に期待している暗示となり、あなたの望む方向に物事が進んでいくことを表しています。無意識にいい流れを感じ取っている心理が投影されている、と言えるでしょう。そのため夢占いにおいては、「吉夢」です。ただ、奢りや慢心は禁物です。いつも通り素直に謙虚に振る舞うことで、幸運が何倍にもなって返ってきます。
パターン②【大きい満月】
夢占いにおける「満月の大きさ」は、幸運や成果の大きさを表すとされています。満月が大きいほど、素晴らしい幸運や努力の成果が表れるとされます。今まで頑張ってきたことが報われ、順調に物事が進んでいくので、これまで以上に精力的に取り組んでいけるでしょう。
ただし、「大きな満月」は気持ちが大きくなっていることの象徴でもあります。自分の能力を過信したり、状況を楽観視しすぎたり、逆に成果を焦って気負ってしまったりしないようにしましょう。今まで通り頑張れば良いだけです。油断せず、落ち着いて行動しましょう。
パターン③【満月にウサギがいる】
夢占いにおいて「ウサギ」は幸運の象徴とされており、愛情運の高まりや良縁を暗示しています。「満月+ウサギ」のセットの夢であれば、まさに「吉夢」と言えます。素敵な人と結ばれたり、妊娠の予兆、家庭円満などを暗示しており、心穏やかに生活できるでしょう。
パターン④【複数の満月】
夢占いにおいて「同じものが2つある」夢は、「そのものが暗示することが倍になる」という解釈になります。例えば「満月が2つある」夢は、幸運が2倍になると考えていいようです。ただし、気味の悪い満月だった場合は、不調を表す意味が倍になってしまいます。
また「たくさんの満月が出てくる」夢は、恋愛運の上昇を暗示していますが、場合によっては、複数の人の間で迷うような、モテすぎて困るという状態になることを表しています。
「複数の満月」の夢には、財産運がアップするという意味もあります。思わぬ臨時収入が入ったり、良い商談が舞い込んだり、新しい仕事に抜擢されたりするかもしれません。
「吉夢」であり、「良すぎて困る」という贅沢な悩みが生まれる可能性のある夢なのです。
パターン⑤【太陽と満月が空に浮かんでいる】
夢占いにおいて「太陽」は「内なるエネルギーの象徴」とされています。「太陽」と「満月」が同時に見える夢は、あなたが成長するチャンスが訪れていることを暗示しています。また、重大な決断が必要な転機を迎えるかもしれないことを予兆しています。このように書くと何やら一大事のように感じてしまうかもしれませんが、不安に思うことはありません。「太陽」も「満月」も、どちらも幸運のシンボルですので、思う通りに突き進みましょう。
むしろ、せっかくのチャンスを前に躊躇していてはもったいないと言えます。無意識のうちに、「ここが頑張りどきだよ!」とあなたの夢は教えてくれています。夢から背中を押されていると言えるでしょう。様々なことに積極的、かつ前向きに取り組んでみてくださいね。
パターン⑥【満月が雲に隠れる】
満月が雲に隠れるのは、「運気低下」または「好調な運気のはずなのに、何らかの落とし穴がある」ことの暗示とされています。あなたの成功を阻むような出来事があるのかもしれません。対人運も低下してきますので、人付き合いが億劫に感じてしまう可能性があります。
しかし、それこそがまさに「運気の落とし穴」です。勇気を出して、積極的かつ丁寧に人と関わることがオススメです。「雲の間からチラチラと満月が覗く」夢は、あなたの心の乱れを表していると言えます。決断を躊躇しているような、心に引っかかっている物事はありませんか?または、感情的になっている物事があったり、現在の気分にムラが生じているのではないでしょうか。そのような感情の引っかかりが、成功の妨げになっていると言えます。
落ち着いて1つ1つクリアしていけば自然と成果が表れますので、焦らないでくださいね。
また「満月が陰ってくる(暗くなってくる)」夢は、問題発生の暗示と言えます。運気は低下していますので、気持ちが落ち込んでくるかもしれませんが、ここはグッと堪えて我慢した方がいいでしょう。ここを乗り越えれば、運気の波はまた良いものに変わってきますよ。
パターン⑦【満月の月明りの下を歩く】
「月の光があなたの足元を照らしてくれている」ような状況を表しています。夢占いにおいて、「月光に照らされる」ことは努力が報われる暗示であり、対人運が上昇することを意味しています。穏やかな気持ちで物事に取り組むことができ、周りからの助けも得られます。
パターン⑧【満月がデザインされた物をプレゼントする】
夢占いにおいて「プレゼントをする」夢は、相手に対して優しく穏やかな気持ちを抱いていることを表しています。夢の中で相手をしっかりと認識出来ていた場合は、その人に対する好意を反映していると言わえるようです。「満月がデザインされた物」は、成功や魅力の高まりの暗示です。それらを贈ることは、相手を特に好意的に感じている証拠と言えます。
もし相手を特定できなかったという場合は、広く周りの人に対する奉仕精神ですとか、チーム愛、みんなを幸せにしたいという気持ちの表れであると考えられます。いずれにしても、周りの人と良い関係が作れていなければ見ることのできない、「吉夢」と言えるでしょう。
パターン⑨【満月が欠けていく】
夢占いにおいて「満月が欠けていく」夢は、文字通り「運気が低下する」ですとか、「金運・対人運・健康運が軒並み低下傾向にある」ことを暗示しています。エネルギーが失われ、ネガティブな感情に支配されてしまうという可能性を示しています。そのため、このような夢は、夢占いにおいては「凶夢」に分類されます。あなた自身が気鬱になってしまいがちでしょうが、ここで落ち込んでいるばかりでは、運気の流れに飲み込まれてしまいます。
ですのでしっかりと腹に力を入れて、踏みとどまる覚悟を持って生活することをオススメします。また、少し疲労が溜まっていると感じているようであれば、早めに休息を取ってリフレッシュすることが大切です。しばらくは忍耐の時間となるかもしれませんが、ここで踏みとどまることで、潮目が変わった時に、大きな幸運を手に入れることができるでしょう。
パターン⑩【満月をつかもうとする】
夢占いにおいて「満月をつかもうとする」夢は、大きな幸運が間近に迫っている暗示です。あなた自身が無意識のうちにチャンスが迫っているのを感じ取っていると言えます。変に気負ってしまう必要はないですが、あと一歩頑張れば成功をものに出来るかもしれませんよ。
夢占いにおける「満月」の意味と心理って?のまとめ
さて今回は、夢占いにおける「満月」の意味やメッセージについてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?「満月」の出てくる夢は基本的に「吉夢」となる場合が多く、ラッキーな夢と言えるようです。ぜひ皆さん、この記事を参考に「夢占い」してみてくださいね!