人生の楽しみ方は、年代別に変わってくるもの。
それぞれの年代によって、新しい楽しみを発見できるので、人生はいくつになっても面白いのです。
そこで今回は、20代、30代、40代、50代、60代の人生の楽しみ方について、詳しくご紹介したいと思います。
人生をどう楽しんだらいいのかわからないという人は、それぞれの年代の楽しみ方を参考に、是非自分だけの楽しみ方を見つけてみましょう。
目次
人生の楽しみ方はいくつになっても見つけられる!
小さい頃は、人生の楽しみ方なんて、誰に聞かなくても、楽しいことが次から次へと出てきましたよね。
しかし、大人になると、家と会社を往復するだけの毎日で、人生の楽しみ方を忘れてしまい、
ただやってくる毎日を、なんとなく過ごすだけになってしまいがち。
「自分はこのままで終わってしまうのか?」と、焦りを感じる人もいるかもしれません。
でも、人生の楽しみ方は、あなたがその気になって、心から楽しもうとする気持ちがあれば、いくつになっても見つけられるもの。
人生を思い切り楽しんでみたいと思うのであれば、今からでも新しい事に挑戦してみましょう。
人生の楽しみ方はどうやって見つけたらいいの?
人生の楽しみ方は、個々の好みによって異なります。
アウトドアでBBQやキャンプをするのが楽しみだという人もいれば、インドアで読書や映画を見るのが好きという人もいますよね。
でも、人生の楽しみ方を決めるのは、やはり「年齢」も大きく影響します。
人間は年を取ると、体力も思考も好みも変わりますし、人生のイベントや家族構成も違ってきますよね。
そのため、年代別によって楽しいと感じることが、どんどん変わるのは自然なことです。
具体的には、どのような楽しみの変化があるのか、年代別にチェックしてみましょう。
人生の楽しみ方がわからない20代へ
20代の人生の楽しみ方といえば、やはり「恋愛」が最も楽しいかもしれません。
男性も女性も、外見的に若々しく、自信をもって恋を楽しんでいる人が多いでしょう。
また、社会人が多い20代は、10代の学生に比べて、経済力の面でも余裕が出てきて、旅行や同棲など、学生時代にはできなかった新しい恋愛体験をする人も出てきます。
中には、「結婚」や「出産」を経験し、新しい家庭を自分たちの手で築き始める人もいるかもしれません。
健康的で体力も十分な20代は、仕事も恋も両方楽しめる、一人の人間として、自立を感じる時期。
自分で何でもできるようになり、自由な生活に満足している人もいるでしょう。
また、恋愛に興味がない人にとっては、「仕事」に没頭するのも良い時期です。
将来のキャリアアップに向けて、社内で良い人間関係を構築したり、資格を取るために勉強するのも一つの手段。
20代でしっかり地盤を固めた人は、30代で大きく羽ばたけるので、出世を希望している人は、会社の飲み会などに積極的に参加して、上司や先輩に顔を売っておきましょう。
また、独身時代の時間の余裕を利用して長期の海外旅行に出られるのも20代の特権です。
結婚して、育児が始まってしまうと、長期の海外旅行に出かけることは難しくなってしまうのもの。
自由になる時間が多い20代の頃に行っておかないと、海外旅行は意外に行けなくなってしまうので、行けるチャンスがある時に行っておきましょう。
人生の楽しみ方がわからない30代へ
30代の人生の楽しみ方は、既婚か独身かによってかなり大きく変化するでしょう。
既婚の場合は、人生の楽しみ方が「子供の成長」にフォーカスされがち。
自分の子供の成長が、何よりも楽しみで、子供の運動会や学芸会になると、早朝から並んで席取りをしている人もいるでしょう。
一方、独身の場合は、20代よりも仕事や経済力が安定し、仕事も覚えて、少し余裕が出て来る時期になってきます。
一人なら、当然遊びに使えるお金も多く、自分へのご褒美として、大人の贅沢を楽しむ人も出て来るでしょう。
質の良い食事、しつらえの良い服、見栄えの良い家など、これまでよりも品質の良い物を手に入れることに楽しさを感じるようになるかもしれません。
人生の楽しみ方がわからない40代へ
40代にもなってくると、人生の楽しみ方も少しずつ変化が出てきます。
明らかに20代や30代の頃よりも体力の衰えを感じるようになってくるので、あまり無理をしない遊び方を好むようになりがちです。
例えば、これまでは海外旅行に飛び回っていた人も、長期の旅行だと簡単には疲れが取れなくなってしまい、短期の旅行を好む様になったり、国内旅行へ興味が出て来るケースもあるでしょう。
体力的に無理をすると、体調を崩しやすいので、自分のペースを考えながら遊ぶということを意識し始める時期かもしれません。
「まだまだ若い」という気持ちと、「老いを日に日に感じる」という気持ちがぶつかり合う年代です。
安全重視で、読書をしたり、映画を見たり、少しずつインドアな趣味にシフトする人も多いでしょう。
人生の楽しみ方がわからない50代へ
50代の既婚の場合、ようやく育児が終わり、子供中心の生活から抜け出す人が出てきます。
これまでは人生の楽しみ方が「子供の成長」だった場合、子供が巣立っていく50代頃から趣味が無くなってしまう人もいるでしょう。
これまで夫婦で良い関係を続けてきた人の場合、50代は「夫婦二人の時間」を楽しむ傾向。
育児中になかなか行けなかった旅行に出かけたり、休日は二人で散歩やドライブを楽しむのも良いでしょう。
また恋人同士だった頃のように、二人の時間を楽しむのも悪くありません。
しかし、子供が自立するまでの間に夫婦仲が悪くなってしまっていた場合、子供の自立をきっかけに、「離婚」を突きつけられる場合もあります。
50代は熟年離婚が多く、自分の人生をもう一度一人でやり直したいと思う人も少なくありません。
一人でやり直したいと考えている人は、これまでデキなかったことに挑戦していけるので、離婚を前向きなものとして捉えることができますが、離婚したくない人にとっては辛い現実となりがち。
そのため、離婚をして家に塞ぎこんでしまわないように、気持ちを早く切り替えるのが人生を楽しむポイント。
思い切って新しい習い事や趣味を始めて、新しい人間関係を築いていきましょう。
また、50代で独身の場合、子供も家族もいないため、一人の時間が長くなると、「孤独」を感じやすくなります。
そのため、体が健康であるうちは、出来るだけ外に出るように心がけ、人と一緒にいる時間を確保するようにしましょう。
一度家に引きこもり状態になってしまうと、50代の場合はよほど大きなきっかけがない限り、外へ出なくなってしまいますので、外へ出る習慣をつけるようにしてみてください。
また、50代を過ぎてからは、「寂しい」からという理由でペットを買い始めるのは要注意。
50を過ぎれば、いつ大きな病気をして、ペットの面倒を見れなくなるのかわかりません。
家族や子供がいる場合は、あなたが死んでもペットの世話をしてくれる人がいますが、独身の場合は、あなたが死んだら、ペットの面倒を見てくれる人がいないため、不幸に巻込んでしまいます。
50過ぎからペットを飼うなら、あなたが死んだ後に面倒を見てくれる人をちゃんと見つけてからにしましょう。
人生の楽しみ方がわからない60代へ
60代になってくると、子持ちの既婚者の場合は、人生の楽しみ方の中心が「孫」になってくることが多いでしょう。
自分の子供の小さい時を思い出し、愛情が沸いて、孫に必要にメロメロになってしまうケースも少なくありません。
孫を通して、子供夫婦ともつながりができ、家族がどんどん増えていく人は、家族が人生の生きがいに感じることもあるでしょう。
家族旅行をしたり、家族と手紙のやり取りや、電話をするのが、楽しくて仕方ないかもしれません。
一方、60代で独身の場合は、仕事も定年退職を迎えて、いよいよマイペースな人生をスタートできるでしょう。
あまり仕事が好きじゃなかった人にとっては、まさに最高の開放感を感じられるので、ゆったり自分のこれまでを労い、好きなように生きていきましょう。
しかし、仕事が好きだった人にとっては、没頭していたものがなくなってしまい、どこかぽっかり心に穴が空いてしまいがち。
そのままボーっと過ごしていると、一気に老けてしまいますので、これまでやってみたかったことがあれば、仕事の代わりに始めてみましょう。
仕事の代わりが見つかることで、人生を楽しく生きていくことができるはずです。
人生の楽しみ方を見つけるのに重要なのは「勇気」だけ
人生を楽しく生きるために最終的に必要なのは「勇気」だけです。
新しい環境に飛び込む勇気がある人は、例え60歳になっても、70歳になっても、人生の楽しみ方に困りません。
自分のやりたいと思ったことに正直になること。
それが、人生の楽しみ方を簡単に見つけるコツです。
あーだ、こーだと理由をつけて、挑戦しないのは勿体ないこと。
新しく飛び込んだ世界で、新しい友達や楽しみを見つけることを恐れてはいけません。
新しい物事に挑戦するのに年齢は関係ないので、失敗を恐れず、やりたいことは全部やってみましょう。
まとめ
いくつになっても、生き生きと暮らしたいなら、積極的に行動してみることが重要。
人生の楽しみ方は、既婚か独身かによって、かなり異なるため、同じような境遇同士の方が、やはり仲良くなれるかもしれません。
既婚の場合は、やはり家族・子供・孫を中心とした人生の楽しみ方がメインになるのに対して、独身の場合は、贅沢や自由などが人生の楽しみになりやすいでしょう。
50代以降は既婚の場合、熟年離婚があるかどうかによって、今後の生き方が大きく変わってくるのが特徴です。
熟年離婚をした場合は、気落ちしないで、いかに自分の残された人生を前向きに生きれるかどうかが重要なポイントになります。