手相は割とポピュラーな占いなので、経験された方は多いのではないでしょうか？
占った結果当たると思われましたか？それとも当たらなかったと思われたでしょうか？
手相は5000年も前から存在している、統計学であり、医学でもあると言われています。
手相占いは、一生変わらなければ見やすいと思われます。しかし、手の表情であり、考え方を映すものなので、しょっちゅう変わります。その変化する手相を見て当たる？それとも当たらない？
手相で確実にわかるであろうと思われる事。それは、今、現在の状態です。これには、性格の傾向なども含まれます。手相は変わるのであれば、手相で、今のことはわかっても、未来のことはわからないのでは、ないですか？でも、いくら手相は変わるって言われても、みんながみんな変わる訳ではないですよね。
もしかしたら、手相で将来の事を、占ってもらっても、手相の変わらない人にとっては、占いは当たる！手相が変わった人にとっては、占いは当たらない！ってことになる可能性も否定できないですよね。例えば、晩年に、仕事で成功するような手相に、本人が仕事運があることに安心して、何の努力もしないでいると、望んでいた結果とは大きな違いが、結果、占いは当たらないということになります。
かたや、晩年に成功する手相と聞いて、「それならそれ以外の事も頑張って勉強しておこう。仕事で足りない事を補えるようにしておこう。」と今以上に努力したら、晩年に成功する筈がもっと早く成功する事になります。結果、占いは当たらないという事になります。
手相を見て、仕事運があるという事は、仕事がうまくいく考え方や行動ができているという事です。そういう考えで進んでいけば、自然と仕事はうまく行く筈だと仮定しての占い結果なのです。それが、本人が考え方を変える事で、全然別の結果になる事は想像はつきますが、やはり占いは当たらない？
手相占いは、3000年～5000年前の古代インドで発祥したという説が有力です。インドの手相学は、当初からインド占星術と関係が深く、「天体は人間の手のひらにも宿り、人の運命を導いてくれる」という考えが手相学占いの基となりました。また、インドでは人間の身体つきとその運命との関係を考える「サムドリカ」という学問が研究されていて、そこから手のひらのシワが最もその人の運命を表すという考えが生まれたのです。
手相占いとは、手のひらに刻まれた線の太さ、長さ、形、曲がり具合などを見るだけではありません。ときに、爪や指の形までも参考にすることがあります。爪の手相を見る時は、つめの大きさや形、色など細部に渡って観察する事で、その人の性格やセンス、健康状態を読み取ることができます。
手相占いは決して手のひらの線だけで占うのではなく、様々な見方や楽しみ方があります。
手相は、刻一刻変化していきます。線が濃くなったり、新しい線ができたり線が消えたりしています。実はこれ、脳が変わったことが原因です。
脳と手の関係は非常に深いもの。手と指の動きをコントロールしているのは、脳の大脳新皮質にある「運動野」と呼ばれる領域です。指の動きは運動野の3分の一の領域を占めています。それほど手の指の動きは脳内の複雑な動きによって成り立っています。
手相は脳の進化過程で刻まれたものです。その人の性格に依って手の動かし方に個人差が出てくるので、その結果が手のシワのできかたの個性として出てくるのでしょう。手相が変わるということは、思考パターンが変わることを意味します。
もうひとつ別の観点から手相学を見ると、ひとつは、持って生まれた可能性を教え、それを活かして「いかに生きるべきか」を説く人生哲学です。手相は生きるための指針を教えてくれています。
この世に生を受けた時に、この人生を歩むために与えられたものは何か
与えられた可能性をどんな風に活かせば良いか
きちんと活かして生きているのかどうか
そして、日々の手の変化は、目に見えない脳の働き＝心のあり様であり、持って生まれた可能性を活かして生きていけるようガイドしてくれています。
一人ひとりの手には、それぞれの人生とその歩みが映し出されているのです。
そして、もうひとつは、言動では知り得ない心の内を見せてくれる行動心理学です。
手相は誰に占ってもらうと当たる？当たらない？
手相占いが当たる？当たらない？というのは、占い師に依るところも大きいと思われます。占い師のコミュニケーション技術に、コールドリーディングというものがあります。
「この人私のことわかってくれている。」という実感を与えるための会話術です。
占い師にも色々なタイプがいます。真剣にこちらの話を聞いてくれて、かつ、手相をみて今はこうだから、こうした方がいいよ、とか、この線はこうだからこうしましょうなどとアドバイスをしてくれるその仕方が、本当に、こちらのことを心配してくれているのがわかる人だと、素直にアドバイスにも従えます。
反対になんとなく人を遠ざけるタイプの占い師もいます。上から目線でしゃべられたり、態度や言葉にトゲのようなものを感じてしまったら、いくら良いことを言われても、心に入ってきません。これは、占い師との相性もあると思います。当たる、当たらないは、占い師の力量はもちろんありますが、それ以外に、相性も関係してくると思われます。どんなに良く当たる占い師と言われていても、相性が良くないと、言葉が心に入ってきません。
占い師の言葉がキツク感じたり、ハッキリと強く否定されてしまった時などは、ショックでアドバイスも聞けなくなる時もあります。これは、占いが当たる、当たらない、以前の問題だと思います。
これは、どんな占いについても言えることですが、手相占いも100パーセントすべて当たるとはいえないので、当たったのか当たらなかったのか、微妙にわからない時があります。これは、その人の感じ方に依る部分が大きくて、半分しか当たらなくても当たったと思う人も
いれば、逆に70パーセント当たっていても当たらなかったと言う人もいます。
手相占いをする際の注意点
実際に占いを受ける際に気をつけたい点をまとめてみました。
金運・仕事運
まず、金運を占う際には、（頭脳線）（財運線）（ますかけ線）の3つです。
どうすれば収入が増えるのか。成功するために必要な事は何か。どの様にすれば貯められるか。などと細かく聞いてみることです。
また、金運には仕事、家庭、成功など毎日の生活も影響してきます。手相占いで仕事運を見てもらう際は、同時に金運や成功できるかなど総合的な判断を仰ぎましょう。仕事では、頭脳も精神的面も自分の行動も必要になってくるので、仕事の成功に結びつけるためにも、アドバイスを受けて総合的な力を身につけましょう。
特に自分の得意分野をいかせば仕事で成功しやすくなるので、「月丘」をみてもらい「頭脳線」を見て冷静さなども判断してもらいましょう。
この占いの結果を元に、努力しだいで結果を変えることも可能ですし、毎日の生活を見直す必要があるかもしれません。
健康運
手の血行、丘の張り・膨らみ、色合い、爪の色や縦線、横線、また飲み過ぎ、食べ過ぎ、心配事や体調不良は、手相に出やすいので、しっかりチエックしてもらい、アドバイスしてもらいましょう。
性格
性格を占う場合は、短気・気が長い・明朗・心配性・自由などは、手相に強い線があらわれます。自分の性格もわかっているようでわからない面もあるので、気になるようであれば、見てもらうのもいいかもしれません。才能や性格については、わりと分かりやすいので、当たりやすいです。
せっかくお金を出して占って貰うのですから、事前に色々と調べたり、予備知識を入れて、おく事は大切だと思います。その上で、「当たっている」と思う部分も「ちょっと違うかな」と思う部分も含めて、アドバイスを受ける程度の姿勢で占って貰うと、当たらなかった
部分も含めて、「占ってちょっと良かったかも」と思えます。
手相で一番当たらないのって何かな？
どの占いでもすべての結果を100パーセント出すのは至難の業です。どんなに腕の良い占い師でも相手の気持ちを読み取るのは至難の業です。占う内容によって、恋愛の場合は、あたること、当たらないこともあります。
愛や結婚は相手がいます。浮気をしていたり、愛人がいる、隠し子がいるなどは、本人の口から言わなければわからないことも多いです。
未来のことも手相占いでは、あまり得意分野ではなさそうです。何年の何月何日どこどこで、何が起きるということは手相占いではハッキリとだすのはちょっと難しいみたいです。
まとめ
未来は私たちの意識や行動によって変わっていくので、手相占いの結果が当たらないということもありえます。
どの占いにも言えますが、手相占いは占う人の経験値、考え方、感受性などに依って結果が変わってきます。手相の基本的な見方や法則は変わらなくても、それを読み解くのはあくまで人間なので、占い師の優劣差が出てくるのは当然のことだと思います。占う人の直感力に依っても、当たりハズレが大きいです。
もしかしたら、手相占いだけのことかもしれないのですが、手相の場合は、絶えず変化しています。極端な話、今日の手相は今日だけで、明日はまた違うことになっているかもしれない。そう考えると、大きい線は変化することもないかも知れないけれど、でも、変化するかもしれない。これは、手相の持つ特殊性で、ある意味希望を持てるところでもあると思います。もし、悪い手相だって、自分で努力すれば変えることも可能です。
どの程度までなら、変えることもできるのか、それはわからないですが、そう思うと頑張ろう！と思います。
