世の中にはたくさんの占いの占術があります。
占いの鑑定を受けた経験がある方はいくつかの占術を知っているでしょう。
鑑定を受けたことが無い方でも「聞いたことがある」という占術が「手相」を使った鑑定です。
時に、街中で手相鑑定をしている方を見かけた経験がある方もいるかもしれません。
そんな手相鑑定をする際に注意をしてみる線があります。
それが「運命線」と呼ばれる線です。
運命線を読み取ることは、その人の「本質」を知るようなものになります。
実は運命線の長さや色の濃さは人それぞれ結構な違いがあります。
また、運命線が二股に分かれている人もいるのです。
運命線が二股に分かれていると聞くとあまり良い気がしない方も多いでしょう。
ですが、意味を知らないと本当に良い線なのか、そうでないのかは分かりません。
この記事では、運命線の手相が二股に分かれている意味について詳しく解説をします。
手相や運命線についても紹介をするので、自分の手相と見比べながらチェックをしてみましょう。
目次
どうして手相を調べる?手相鑑定をする理由
運命線を知る前に、まず皆さんに知ってほしいのが「手相を調べる意味」です。
手相というのは、手のひらにある線や肉付きの状態を表す占いになります。
そんな手相を見ることで何が分かるのかを知らない方は凄く多いです。
まず、手相の線は大きく分けて七つの線に分かれます。
「基本の七大線」と呼ばれる線は手相を見るうえで多くの場合見る線で、テレビや雑誌などでの取り上げも多くきっと皆さんが聞いたことのある線が多いでしょう。
その中でも「基本三線」と呼ばれるのが、生命線・感情線・頭脳線の3つです。
その線に結婚線・財運線・太陽線そしてこの記事で取り上げる「運命線」を加えた七つの線が基本になることを覚えておきましょう。
手相鑑定をすると各線が持つ「その人の特徴や思考の傾向」などを知ることができます。
また、全体的な線や手の肉付きの状態から現段階での健康状態をチェックすることができるのです。
手相を見ることは「身体のバロメーター」を測ることに適しています。
そして、手相を見るうえで大切になるのは「手相は変化をすること」です。
例えば、あなたが夢を見つけて夢に向かって努力をすると手相の線は今までとガラッと変わるでしょう。
そういった変化を知るためにも手相鑑定は「写真」などで予め自分の手相を残しておくことが大事です。
そうすると、まるで病院のカルテのように自身のこれまでの状態を知ること、そして見比べることができます。
【手相チェック】運命線が二股かどうかを確認する前に!運命線とは
次いで皆さんにチェックをしてほしいのが「運命線」についてです。
運命線と聞いて皆さんはどんなことが見れる線だと思いますか?
例えば、運命や人生に関わる線と感じる方もいれば、運命の相手との出会いを知れる線と感じた方もいるかもしれません。
「運命」という言葉が示す線は、あなたの人生の道のりを表す線です。
あなたがこれからの人生を歩んでいく上で、どんな人と関わり、どんな人生と向き合っていくのかを知ることができます。
人生の道筋を教えてくれる線なので、今の自分が歩んで行く未来を知ることができるのです。
そんな運命線は手首の付け根あたを始まりとして、中指方向に向かい「縦」に伸びる線です。
手相は人それぞれ違いがあるので、始まる地点や終わりの地点に差がある可能性もあるでしょう。
また、記事のタイトルにもなっているように手相が分岐をしていて二股に分かれていることもあります。
別れ方や始まり方、そして終わり方で「意味」はガラッと変わるため、まずは自分の手相がどんな手相であるのかを調べてみてください。
調べる際にどちらの手を見ればいいのかが分からないと悩んでしまう人は多いです。
手相はかなり古い歴史がある占術で、流派がたくさんあります。
流派がたくさんあるということは、それだけ思想にも違いが出るのです。
そのため、どちらか片方の手を見るというよりは「両手を見て差を比較する」のが良いでしょう。
この機会に自身の運命線がどうなっているのかをチェックしてください。
両手に違いを見つけたらメモをしておくと見返したときに分かりやすいでしょう。
運命線が二股に分かれた手相を持っている人の特徴
二股に分かれた運命線を自身の手相に確認できた方もいるでしょう。
運命線が分かれていると考えると「あまり良い意味ではないの?」と不安を感じる方もいるはずです。
しかし、運命線はが二股に分かれている場合は「二股」がどの部分から派生しているのかを見ることが重要になります。
そのため、二股だから「良い」「悪い」と決めつけてしまうのはダメです。
運命線の二股をチェックする際は終点付近を確認しよう
運命線が二股に分岐をしている場合、分岐点をチェックすることは大事です。
例えば、あなたの運命線が縦方向に伸びている最終に人差し指方向に分岐をしていたとしましょう。
この場合は、あなたがかなりの野心家であることが分かります。
運命線は「仕事線」とも呼ばれる線で、仕事との関わりを示す線です。
そして、分岐をする線がある人差し指の近くは「木星丘」と呼ばれる場所になります。
木星丘には「支配や権力」という意味があり、そういった強い権力と向き合う地位に就く可能性が高いです。
リーダーシップを持っている人が多いので独立や起業に進む可能性もあります。
次は運命線から伸びた線の運気店が薬指の方向に向かう線です。
薬指の方向の方向には「太陽丘」と呼ばれる丘があり、ここは「人気・幸福」と関係があります。
運命線が太陽丘に向かっているということは、あなたは社会的に成功を収めることが考えられるでしょう。
きっと仕事で成功を収めることができ、周囲の人からも尊敬を得ることができるはず。
運命線の二股をチェックする際は起点側も確認!
先ほど、運命線が終点に向かって二股に分岐をするケースを紹介しました。
向かう方向によって得られる未来は違いますが、どの未来も良い傾向がありました。
次は「起点側」を確認しましょう。
まず、起点が小さく分岐をしているケースから紹介をします。
この場合は複業を行う可能性が考えられます。
というのも、運命線は仕事運を見る線でもあるため、はなから二つに分かれている運命線は「二つの仕事を行っている」と読むことができるでしょう。
ただし、終点に向かって一本線になっているのであれば複業という形が実って社会的に成功できる可能性があります。
次いで、起点から分岐をする線の片方が生命線から伸びている場合は、あなたが努力をできる人であることを示しています。
生命線から始める運命線は別名「運命線」と呼ばれているのです。
この線を持っている人は「頑張ろう」と行動したことが結果となりやすいタイプと考えることができるでしょう。
生命線はエネルギーが強い線です。
その線が運命線と繋がっているということは、この線を持っている人自体が強いエネルギーを持って行動できることを示しています。
きっと仕事などで努力がみとめられるでしょう。
最後に紹介するのは、手相の中でも珍しく良い相(吉相)と呼ばれる二股の分かれ方です。
運命線の片方の線が「月丘」と呼ばれる小指から下にかけて広がる丘に分岐をしていると、あなたのことをサポートしてくれる人との出会いがあります。
スポンサー線と呼ぶこともでき、例えばあなたが夢に向かって頑張っていると「援助」をしてくれる人が出てくる可能性が高いです。
知人や恋人、またファンなど…サポートの仕方は様々ですが、人に恵まれた人生を歩むことができるでしょう。
【手相】運命線の二股は「影響線」と間違えやすい
ここまで二股に分岐をする運命線について詳しく解説をしてきました。
起点が分岐している場合と終点が分岐する場合、そして分岐した線が向かう方向によってその人が持つ性質や待ち受ける未来は全く違います。
自分の分岐した運命線がどのような分かれ方をしているのかチェックしてください。
そんな運命線の分岐点ですが、実は間違えやすい線があります。
それが「影響線」と呼ばれる運命線に合流をする線です。
運命線が分岐をしているようなくっきりとした二股ではなく、運命線の途中から合流をするイメージの線になります。
濃さは薄い線も多いです。
影響線はその名前の通り「他人からの影響を受ける線」になり、生命線と合流をすることもあります。
運命線に合流をする場合は社会的なことや仕事の面で「他人からの影響がある」ことが考えられるでしょう。
運命線がピンとまっすぐである場合、よい影響を受けやすいと言われています。
そんな影響線のパターンとしてよくあるのが「月丘」から合流をする場合と「金星丘」から合流をする場合です。
月丘から合流をする場合は、身内以外の人から影響を受ける可能性があります。
運命の出会いなどが良い機会となり開運をする可能性が高いでしょう。
もう一つのパターンとして考えられるのが金星丘から影響線が合流をする場合です。
金星丘は身内との関りを示す丘であり、身内からの影響で社会的に開運をする可能性が考えられます。
「もしかしてこの出会いは?」「この話しは受けた方が良いかも」と直感で感じた場合は話に乗ってみると開運の可能性があるでしょう。
まとめ
この記事では運命線が二股に分かれた手相について解説をしてきました。
二股の分岐点がどこにあるのかで線が持つ意味は変わってきます。
もし、運命線が二股に分岐をしているのであればまずは自分の手相がどのように分岐をしているのかを確認してみましょう。
この記事を読んだことが、仕事や社会的な関わりとの今後を知れる機会になれば幸いです。