今や導入企業が多数を占める「open es」、あなたは十分な対策を取れていますか?いや、まだこれから…という方はぜひ、この記事を読んでから作成にあたって下さい!今回は、就活生または就活予備生向け「open es」の自己prの仕方や概要について、お話し致します。
目次
自己prが大切!open esとは?
まずopen esがどのようなものなのかについて、お伝えしていきますね。open esとはリクナビが行っているもので、web上でエントリーシートを作成・保存して企業に送付できるサービスのことです。複数の企業に使い回すことができたり、簡単に修正ができたりするので、学生にとって利用メリットは大変大きいものです。ですが裏を返すと、書き方によっては多くの企業にマイナス印象を与えてしまう可能性もあり、効果的な書き方が大切です。
【自己pr】open esのメリットとは?
では具体的に、就活生がopen esを利用するメリットについて見ていきましょう。open esのメリットは、大きく分けて4つあるようです。ぜひ皆さん、就活に活用して下さいね。
メリット①【使い回しが可能】
open esは、フォーマットが統一されているので手書きesのように同じ内容を書き写すという手間が必要ありません。また、字をキレイに書こうと思うと通常よりも時間がかかってしまいますが、web上であればその必要もありません。結果、就活の時間が短縮できます。
メリット②【web提出が可能】
web上で作成・提出を行うので、誤字で書き直し…なんてことは発生しません。また提出も、郵送や持参と違い、住所記載ミス、持っていくのを忘れるということもありません。
メリット③【企業側からオファー】
open esを登録しておくと、open esを見た企業側からオファーメールが届くこともあります。企業側からのアプローチで、自分では予想していなかった企業とご縁があるかも?
メリット④【紹介文機能あり】
open esには紹介文といって、他人に書いてもらうことができる項目があります。自分では気付かないいい点が見つかるかもしれません。仲の良い友人・先輩に依頼してみましょう。
自己pr以外にも…open esの記入項目は?
それでは次に、open esの記入項目にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。記入項目は「氏名や住所など基本情報」「学歴・職歴」「保有資格・スキル」「趣味・特技」「学業・ゼミなどで取り組んだ内容」「自己pr」「学生時代打ち込んだこと」などに分かれます。ここではそれぞれについて書き方のポイントを、おさらいしていきたいと思います。
・氏名/現住所(休暇中連絡先)…氏名は略字を用いず、正式な文字で入力しましょう。また住所における番地も「1丁目2番地3号」など、正式な記載方法で入力して下さいね。
・学歴/職歴…学校名や学部・学科名は略さず、正式名称を入力しましょう。社会人経験がある場合は、職歴も入力しますが、アルバイトは職歴ではありませんので、入力不要です。
・保有資格/スキル…正式名称を、取得年月と併せて入力します。スコアも入力します。
・趣味/特技…できるだけ具体的に入力しましょう。面接の会話の糸口などになります。
・学業/ゼミなどで取り組んだ内容…ゼミや研究室に入っている場合は、そのことを入力しましょう。専門分野や力を入れて学んでいることを伝える上で大変有効な項目です。
・自己pr/学生時代に最も打ち込んだこと…あなたの人物像が具体的に伝わるよう、具体例やエピソードを交えながら入力しましょう。面接の際には、この項目を深掘りされます。
【open es】なぜ自己prが求められる?
自己prとは、企業にあなたがどんな人なのかを知ってもらうためのものです。もっと言えば、就活生が今までどんな場面で何を考え、どう行動したのかを企業は確認しています。無事に面接に進んだ場合、面接ではopen esの自己prだけでは分からない部分を深堀りされて聞かれることがほとんどです。そのため、面接前にしっかり準備しておく必要があります。
open esでの自己prの特徴は?
open esでの自己prの特徴は、「文字数が400字であること」と「画像付きであること」です。open esの自己prの文字数が400字というのは、結構絶妙な量と言われています。なぜかと言いますと、文章が上手い人であれば400字で自分をアピールしきれますが、文章が下手な人はほとんど自分をアピールできずに終わってしまいます。つまり、文章力があるか無いかで、あなた自身をどれだけアピール出来るかが大きく変わってしまうということです。
【open es】自己prの書き方のコツって?
ではここからは具体的に、open esの書き方のポイントを見ていきましょう。open esには大きく分けて4つのポイントがあるようです。就活生の皆さん、ぜひ参考にして下さいね!
ポイント①【アピールは1つだけ】
open esの自己prを書く時のポイント1つ目は、「アピールすることを1つだけ決める」ということです。上述したように、open esの自己pr欄は、字数制限が400字以内となっています。一度書いてみると実感できると思いますが、自分の強み1つとそれについてのエピソードでほとんど埋まってしまうのです。ですので企業にアピールしたい自分の強みは1つに絞ることが大切です。この点こそが、open esの自己prを書き始める第一歩と言えるのです。
ポイント②【PREP法を意識する】
open esの自己prを書く時のポイント2つ目は、「PREP法を意識する」ことです。PREP法とは、ビジネスなどに用いられる文章構成方法です。分かりやすく、読みやすいそして説得力のある文章を作成する際によく用いられます。PREPの具体的な意味は、次の通りです。
P=Point(結論)、R=Reason(理由)、E=Example(事例、具体例)、P=Point(結論の繰り返し)このように最初に結論を伝え、次にその理由を説明、そして具体的な事例を説明し、最後に結論を再度示します。PREP法を意識して自己prを書くだけで、企業側に自分の伝えたいことが的確にかつ論理的に伝わりますよ。ぜひ皆さん、実践してみて下さいね。
ポイント③【エピソードは必須】
open esの自己prを書く時のポイント3つ目は、「具体的なエピソードを書く」ことです。具体的なエピソードを書くことで、あなたがその企業で働いているイメージを企業の人事担当に与えることができます。企業側はあなたがどんな人なのか、どんな集団に所属しているのか全く分かりません。open esを読む人事の頭の中で、あなたの活動や人柄が想像できるくらいの文章を書きましょう。そうすることで、open esが確実に通過しやすくなります。
ポイント④【入社後の抱負を書く】
open esの自己prを書く時のポイント4つ目は、「入社後の抱負を書く」ことです。自分の強みとそのエピソードだけで自己prを終えてしまうと、企業側は「それで?」と思ってしまうでしょう。そう思われないためにも、「自分のこの強みを活かして、御社でこんなことがしたい!」と抱負を書くようにしましょう。いかがですか?参考になりましたでしょうか。
【open es】自己prを書く際の注意点は?
ここでは、自己prを書く際の注意点についてお話しします。注意点も、ポイント同様4つあります。一つず解説していきますので、これからopen esに向かう方は参考にして下さい!
注意点①【事実のみ書く】
先ほども述べましたが、企業側は自己prを見てあなたがどんな人物なのかを確認しています。そのため、事実が羅列されているだけではあなたの人物像が一切伝わりませんので、必ず「あなたがどうしてその行動を取ったのか」などの理由を盛り込むようにしましょう。
注意点②【ウソの自己pr】
open esの自己prを書く際に、いい自己prが思いつかないからといって、ウソをつくのは絶対にやめましょう。仮にウソの自己prをopen esに書いて面接に進めたとします。ウソの自己prだと、エピソードを深堀りされた際に一貫して答えられません。人事の方によると、実際にウソをついている学生はほとんど分かるそうです。就活は、甘いものではありません。
注意点③【個性が無い】
個性がない文章としてよくあるのは、こんな書き出しの文章です。それは「私は協調性があります」などのような文章です。これを見た瞬間、採用担当の方はこんな風に思っているかもしれません。「協調性というワードは、見飽きたよ…」自己prにおいては、あなたの長所を良く捉えていて、かつ相手の興味を引くような言葉を最初に書く必要があるようです。
注意点④【強みが複数ある】
open esの自己prは400字ですので、せいぜい1つの強みをアピールするのが精一杯です。どれだけ素晴らしい強みを持っていたとしても、企業側に伝わらなければ意味がありません。そのため複数の強みを薄く書くのではなく、1つの強みを濃く書くことが有効と言えます。
就活生必見!open esでの自己prの仕方って?のまとめ
さて今回は、open esにおける自己prの書き方についてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?現在はopen esを導入している企業は5,000社を越えると言われておりますので、自己prの書き方をマスターすることは就活において必須と言えるでしょう。ぜひ皆さんも、この記事を参考にして頂き、ご自身の強みを最大限に活かす自己prを作成して下さい!