失せ物を探したい時ってありますよね。いつも心当たりのある場所を中心に探していくかと思いますが、自分の行動を振り返って同じ行動を繰り返したり、元居た場所に戻ることで見つかることもあります。今回は、失せ物を探す方法をご紹介していきたいと思います。
目次
簡単で即効性が高いものを紹介します
完全に置いた場所を忘れていたとしても、脳の中にはしっかりと記憶されています。おまじないをすれば見つかると信じることで、その記憶の引き出しを開けるきっかけになり、ひらめきという形で見つかるのかもしれません。手軽にできるおまじないを集めたので、是非ご覧ください。
ハサミで失せ物探しのおまじない
まず、ハサミを使ったまじないです。こちらは「ハサミさんのおまじない」としても有名です。テレビで紹介をされたことがあり、ご存知の方も多いです。おまじないの方法は簡単で、用意をするものはハサミだけとなります。ハサミは普段使っているものでかまいません。そのハサミを顔の前か横で持ち、開閉しながら「ハサミさん、ハサミさん、〇〇(失せ物)はどこにありますか?と尋ねてください。
その後気になった場所を探すと何故か見つかると言われています。失せ物が見つかったら、ハサミさんにお礼を言いましょう。このおまじないは人に見られないように1人でやるのがポイントです。ハサミを顔に近づけるので、怪我をしないように注意してください。
清水の音羽で失せ物探しのおまじない
続いては失せ物探しの効果があると言われている清水の音羽のおまじないです。こちらはいくつかのバージョンがあるので、覚えやすいものでかまいません。
「清水の音羽の滝は尽きるとも、失せたる〇〇(失せ物)の出でぬことなし」「清水の音羽の滝に願かけて、失せたる〇〇(失せ物)のなきにもあらず」「清水や音羽の滝は尽くるとも、失せたる〇〇(失せ物)の出ぬはずはなし」
上記をいずれか唱えてみてください。清水寺がある、京都の方角に向かって拝むと良いという話もあります。清水の音羽の滝がなくなったとしても、失せ物が出てこないことではない、という意味の和歌を使った風流なおまじないです。
赤いひもを使った失せ物探しのおまじない
用意するものは、長めの赤い紐一本だけ。その紐に7つの結び目を作り、部屋の真ん中に吊るしておきましょう。これだけで何故か失せ物が見つかると言われています。
べリルを使った失せ物探しのおまじない
緑柱石とも呼ばれるべリルを使った、失せ物を見つけるおまじないです。まず、失せ物が今ここにあるとしたら、左右どちらの手でそれを持っているかをイメージしてください。失せ物を持っているとイメージした手の方に、べリルを持ちます。その失せ物のことを思い浮かべながら、戻ってきてほしいと強く念じましょう。
失せ物をイメージしながら邪念を払い、手がかりや助言を受け取ってください。頭に浮かんだひらめきに従えば、失せ物が見つかる可能性も高まります。
トイレの神様で失せ物探しのおまじない
トイレの神様にお願いするおまじないです。ヒモを1本用意してトイレの内側の扉の取っ手にくくりつけます。そして便意の方に向かって合掌して「トイレの神様、お願いします。〇〇を亡くして困ってます。探してください。出てきたら、お礼にトイレ掃除をします」と心の中でも良いのでつぶやきましょう。お願いして探したら不思議と出てきます。もし出てこない場合は外で失くしたと諦めます。1週間が目安です。出てきたらお礼にトイレ掃除をします。必ずしないと次からは探してもらえません。
にんにくを使った失せ物探しのおまじない
ヨーロッパでは物を隠すのは魔女の悪戯だと言われており、魔女の嫌いな「にんにく」という言葉を唱えると、魔女が隠していたものを返してくれるのだそうです。大事なものを失くしてしまった時に、「にんにく、にんにく、にんにく」と唱えながら探してみましょう。失くし物が見つかったら「にんにく様、ありがとう」と唱えるのも忘れずに。
おかんやまさまで失せ物探しのおまじない
ある日お気に入りのサングラスを失くしてしまって意気消沈していた母を見かねたある友人の1人が「おかんやまさま」のおまじないを教えてくれました。そして、半信半疑だったそのお母さんは「すがるわらがあれば、とりあえずすがってみたい派」で友人に教わった通り、実践してみることに。お水をいれたやかんをコンロにかけて、湯を沸かしましょう。
ふたがカタカタと音をたてて注ぎ口から蒸気が立ち上がり始めたら、手を合わせてこう唱えましょう。「もしやもしや、もしやの山にこしかけて、もつれた糸をほどかんとす。おやかんさまおやかんさま、お願いします。どうかお気に入りの〇〇を見つけてください。あれはとても大切なものなんです。ないと困るんです。買ったばかりだったのです。高かったのです。云々」手順はこのような感じで、これだけで、ぱっと魔法のように失せ物が戻ってきます。なんというお手軽なのでしょうか?
失せ物探しに対する心構えや探し方とは?
探し物を刷ときには大切な心構えがあります。探し方をこちらで見ていきましょう。探し物の記憶がないというのはある意味あたりまえです。呼吸を整え、心を決めましょう。
まずは冷静に行動を振り返って同じ行動をしてみること
まずはとにかく落ち着いてみましょう。自分の行動を振り返るのです。物をなくすこと自体は誰にでもありますので、焦らずにできるだけ客観的に分析をすることがポイントです。その際コツはカラダを動かして同じ行動をとってみるということです。焦って頭だけで考えるのではなく、体全体を使って自分の跡をたどりながら、「いつ」「どこで」失くしたのかを名探偵のように冷静に観察していきましょう。
姿勢やしぐさを再現することで、「身体の記憶」に訴えることができますので、発見の可能性というのもグッと高まるでしょう。演技の練習のようにカラダ全体で、自分で自分の行動を解説しつつ再現してみましょう。
目だけでなく、五感をフルに使う
ささっと見て終わるのではなく、必ず隅々まで手を伸ばして、聞こえてくる音に耳を傾けてみてください。思い込みでオバケが見えるように、目で見るというのは案外信用ならないものです。
さすがに舐めたり匂いを嗅いだりして探すことはあまり無いですが、指に触れる感触や耳に入ってくる音は本当に有効な手がかりになります。視力が良くない方は、もちろんメガネやコンタクトをお忘れなく。
丁寧に拭き掃除をしながら探す
目で追って指さしていくだけより、拭き掃除をしながら探す方がもっと確率は上がります。なぜなら、確実に手を動かすので、見落としがグッと減るからです。部屋も綺麗になりますし、一石二鳥です。初めての彼氏彼女を家に入れるといったレベルで丁寧にやりましょう。髪の毛一本見逃さなかったあの情熱を思い出して。
イライラしたら、休む
探しても探してもみつからないと、イライラして集中力もどんどん落ちていきます。注意散漫なまま探しても見つかる可能性は低いので、「イライラしてきた」「ちょっと疲れてきた」と感じて来たら、迷わずに一時中断しましょう。
ちょっとお茶して一息ついて。それから再開すると、「あ!なんだここだったのか」なんてあっけなく見つかることも良くある話です。
何周もする。一周目で見つかるとは限らない
ジャングルの探索で失くしてものでもない限り、捜索範囲はそんなに広くないはずです。いつもの部屋の中、オフィスの中にきっとあります。2週目、3週目で見つかることもよくありますので、同じ範囲を何周も探しましょう。
どこを探しても見つからないときは冷静に浮かべるべき可能性とは?
心構えが出来たら、なくしものを探しに行きましょう。探し物をするときは是非次の可能性を浮かべてみましょう。こういった所に探し物があるんだと考えてみましょう。
【失せ物探し】子供や猫がやったのかもしれない
探し物があなたの物であっても、犯人はあなた自身とは限りません。特にお子様や猫ちゃん・ワンちゃんがいるご家庭ならば、要チェックです。たとえば、おもちゃ箱や、お気に入りの寝床、犬小屋そういった巣に持ち帰っている可能性は高いです。
【失せ物探し】遠くに転がっていて見えない可能性
茶碗やコップなどを落として割ってしまったりすると、「え?こんなとこまで?」というくらい遠くまでカケラが飛んでいたりします。それと同じように、あなたの落とし物も予想外のところまで転がっている可能性は大いにあります。ソファやカーペット、タンスの「隙間」戸棚や食器棚や本棚等の「奥の方」を特に丁寧に探しましょう。手前だけ手を突っ込むくらいじゃ見落とす可能性大です。
99%のチェックではダメなのです。100%のチェックを心がけましょう。探し物というのはあなたの行動ルートをはるかに超越することがあるのです。そして、あらゆる可能性がありますので、それを検討する謙虚な気持ちを大切にし、想定外を想定することが大切です。
まとめ
さて、いかがでしたか?失せ物が見つかるおまじないの他、失せ物探しをする上での心構えなどをご紹介させていただきました。どうしても「失せ物が見つからない」といった時には、おまじないや、心構えなどを是非参考にしていただければと思います。大切な探し物が見つかると良いですね。