生きる気力を失ってしまうと、物事を何でも悪い方へ考えてしまいがち。
まだまだ挽回することが可能でも、すぐに諦めてしまうので、なかなか良い方向へ事態を改善できません。
どん底から這い上がるためには、どうしたらいいのか?
今回は生きる気力を失ってしまった時に、今の状況から這い上がるきっかけの掴み方についてご紹介したいと思います。
自分一人で何とかしようとせず、時には周囲の力も借りて状況を改善しましょう。
目次
生きる気力がなくても八方塞がりの状態から這い上がれる!
生きる気力がない人というのは、生まれた時から生きる気力がないわけではありません。
大人になる過程の中で、自分の思うようにならないことを経験し、徐々に生きる気力を失った人もいれば、信用していた人に裏切られ、大きなショックを受けて絶望するようになった人もいるでしょう。
なかなか自分がどん底から這い上がれなくて、もがいている人もいるかもしれませんが、少しのきっかけで状況を変えることは十分にできます。
「もう自分はダメかもしれない」なんて、簡単に諦めてはいけません。
今が人生の中で、ちょっと悪い時期なだけです。
今のどん底を乗り越えれば、また夢や希望を持って暮らせる日が必ずきます。
今置かれている状況を劇的に変えることは難しいかもしれませんが、どん底の人生から浮上するきっかけを掴みましょう。
生きる気力を取り戻すにはどうする?
どん底の人生から抜け出すためには、ちょっとしたコツが必要になります。
では、生きる気力を取り戻すためには、具体的にどんなことをしたらいいのでしょうか?
生きる気力を取り戻すきっかけの作り方をチェックしてみましょう。
【1】前向きな人と一緒にいる
自分が生きる気力もないほど落ち込んでいる時は、「前向きな人」と一緒にいるようにしましょう。
こういうことを言うと、「前向きな人と一緒にいると、自分が惨めになってくるので嫌だ」という人もいるでしょう。
しかし、前向きな人からは学ぶ事が多く、それこそあなたがどん底から這い上がるために必要なものに気付かされるかもしれません。
最初は抵抗があるかもしれませんが、前向きな人の考え方や対処の仕方を、まずはマネしてみてください。
前向きな人がなぜ周囲から好かれるのか。
その理由がよくわかるようになるはずです。
前向きな生き方をしている人は、周囲に敵を作りにくく、困っている時も周囲が助けてくれます。
そして、前向きな人と一緒にいると、気持ちが明るくなり、不安な気持ちが薄らぐという精神的なメリットも大きいです。
ネガティブ思考な人と一緒にいる方が、もしかしたら最初は「気持ちを分かり合える」と安心感があるかもしれません。
しかし、ネガティブ思考の人と一緒にいても、いつも否定的な話ばかりで、今の環境を打開することは難しいでしょう。
前向きな人はあなたを日陰から日向へ導いてくれる大切な存在です。
前向きな人の良いところを、どんどん吸収して、自分を変えていきましょう。
【2】考え込むより行動してみる
生きる気力がない時というのは、自信を失っているので、行動力が落ちてしまいがち。
「どうせやってもダメ」という言葉が常に先頭に来てしまい、行動せずに終わってしまうこともあるでしょう。
しかし、どん底から這い上がるのであれば、実際に行動を起こすことが重要です。
何もしないで、周りの環境だけがあなたにとって都合良く変わってくれることはありません。
あなたを取り巻く環境を変えることができるのは、結局あなただけなのです。
他力本願では、根本的な問題を解決することにはなりません。
あなたが生きる気力を取り戻すためには、まずは行動して、自信を取り戻すこと。
自信がつけば、自然と勇気が出てきて、行動を起こせるようになります。
そのためには、考え込んで終わるだけではなく、しっかり行動してあなたの気持ちを実現していきましょう。
やりたいと思ったことは、どんな小さなことでも行動してみて下さい。
「できた!」という成功体験を積み重ねることで、生きる気力が少しずつ戻ってくるかもしれません。
【3】失敗から立ち直った人の体験談を取り入れてみる
生きる気力を失った人の中には、他人の意見に耳を貸せなくなってしまう人もよくいます。
周囲があなたのことを助けたくて、色々なアドバイスをしても、結局はあなたがその助言を受け入れなければ、「救い」にはなりません。
特に、これまでの順風満帆の人生を送ってきた人の話は、恐らく人生に絶望した今のあなたには響きにくいもの。
そんな時は、あなたと同じような失敗から立ち直った人の体験談を参考にしてみましょう。
あなたと同じ痛みや苦しみを経験している人の話だからこそ、耳を傾けたくなりますし、何よりもどのように人生を這い上がったのか、具体的なヒントをくれます。
「この気持ちは、同じ失敗をした人じゃないとわからない!」
そんな風に思っている人は、やはり同じ経験者の言葉が一番心に刺さるでしょう。
生きる気力を失っている時は、「信頼できる人」を増やすことが実は重要。
一人で打開しようと思っても、ネガティブになりがちな状況では、なかなか上手く浮上のきっかけは掴めません。
そんな時、自分を導く信頼できる人がいれば、精神的にも落ち着き、希望を持って1日を過ごすことが出来るようになるでしょう。
特に、過去にひどい裏切りを経験し、人間不信になっている人にとっては、信頼できる人間を作るというのは、かなり難しい問題かもしれません。
しかし、もう一度人を信頼できるようになれば、それこそあなたがどん底から這い上がれるきっかけになるでしょう。
そして、自分と同じような悩みから這い上がった人を探すなら、「読書」をするのがおすすめです。
本屋さんには、色々な体験談が綴られた本があり、あなたと同じような苦しみを抱えている人が見つかるかもしれません。
また、人からアドバイスをされると、口調や言い方によっては「ムッ」としてしまうことがある人も、文字だとすんなり意見を受け入られる可能性があります。
【4】プロの占い師に鑑定してもらう
生きる気力が沸かない時に、友人や家族に相談しても、イマイチ自分にしっくりくるアドバイスが見つからない時は、プロの占い師に鑑定してもらうのも改善策の一つです。
プロの占い師は心に悩みを抱える人と向き合うことが多いため、あなたの気持ちに寄り添ってアドバイスをしてくれます。
人によっては、自分のことをよく知っている友人や家族に相談するより、自分のことを全く知らないプロの占い師に相談した方が心が楽になれるというケースもあるでしょう。
自分を良く知った人というのは、仲が良いだけに、あなたに悪い部分があっても厳しい指摘をできなかったり、今後の付き合いを考えて、良いことしか言わない場合もあります。
その点、プロの占い師は、与えられた情報と霊感だけを頼りに鑑定するので冷静な意見が聞けるのが魅力です。
また、プロの占い師の中には、「ヒーリング」を得意としている人も多く、傷ついた気持ちを癒すこともできます。
運気が落ちている場合は、「波動修正」で状況を改善する方法もあり、ただ話を聞いてもらい、アドバイスをもらうだけではなく、一歩踏み込んだ解決方法を試すことができるのです。
ただし、占い師にはそれぞれ個性があり、優しく語りかけるタイプもいれば、歯に衣着せぬ発言でズバスバと悪いことも指摘するタイプがいます。
自分好みの占い師じゃないと、鑑定中に「なんか嫌だな」と思うことがあるので、占い師選びはかなり慎重に行う必要があります。
生きる気力は焦らないで時間をかけて取り戻そう!
生きる気力を取り戻すのは、意外に時間がかかります。
焦ってどうにかしようと思っても、事態が急激に良くなるわけではありません。
1日でも早く楽になりたい気持ちはわかりますが、焦りは余計にあなたの心をかき乱すだけです。
気持ちが安定していくと、徐々に新しい目標を見つけ、生きる気力が復活しやすくなるもの。
何もかもやる気がなくなってしまった時は、まずは気持ちを安定させることを優先しましょう。
病は気からという諺があるように、やはり人間が生きていく上で、「気持ち」というのが一番大事なのです。
その一番大事な気持ちの部分が死んでしまっていると、人間は再生するのが難しくなってしまいます。
気分が落ち込んでいる間は、自分の心が楽になる過ごし方を見つけましょう。
友達と遊んで気晴らしをするのも良いですし、読書やスポーツなどの趣味に没頭して嫌なことを忘れるのも良いですね。
人によって、心の癒し方は違いますので、人に合わせことなく、自分のことを大切にしましょう。
気持ちに余裕をもって、ゆっくり自信を取り戻していけば、昔のようにもう一度頑張れる自分になれるかもしれません。
まとめ
生きる気力を失ってしまった時には、短期でいきなりやる気を取り戻そうとせず、まずは傷ついたあなたの心を癒すことから始めましょう。
心が傷ついたままでは、何をやるにも自信がなく、どん底の状態から這い上がろうという気すら起きなくなってしまうでしょう。
まずは、「もう一度頑張ってみよう」と思えるくらい、あなたの心を健康な状態に戻すのが先です。
心が不健康だと、前向きな気持ちになれず、いつまでもネガティブな思想に捕らわれてしまいます。
前向きな考え方や行動が、あなたをどん底から救うきっかけになりますので、ネガティブな感情から解放されるように、あなたの好きなことをして心の安定を取り戻しましょう。
ただし、実際に何をしていいのかよくわからない人は、プロの占い師に相談して具体的なアドバイスを求めてみるのもアリです。
占い師の冷静な助言により、これまで見えていなかった自分の課題がはっきりとわかるようになるかもしれません。
周囲の意見も取り入れながら、もう一度輝ける人生を取り戻してみましょう。