手相占いをしたことはありますか?実は手相は、占い師だけではなく、私たちが自分でみることもできるんです。今日は手相において非常に珍しい特殊な線についてお話し致します!初心者の私たちにも分かるように簡単にお伝えしますので、ぜひ最後までお読み下さい。
特殊な線の前に…基本の手相をおさらい
まず、今まで自分の手相をみたことがないという方のために、手相の基本についてお話ししますね。実は手相においては、手のひらを9つの「丘」と1つの「平原」に区分けして占断しているんです。それぞれの領域にはそれぞれの意味があるので、お伝えしていきますね。
手相の「丘」①【木星丘】
人差し指の付け根の盛り上がりのことです。目標達成に向けた意欲に富み、夢や希望に向けて根気強く継続する力があることを意味します。なにごともやり遂げる精神力があります。
手相の「丘」②【土星丘】
中指の付け根の盛り上がりのことです。孤独を好み、マイナス志向になりやすい傾向がありますが、その場の勢いや流れに左右されず物事を慎重に判断していく、長所もあります。
手相の「丘」③【太陽丘】
薬指の付け根の盛り上がりのことです。人を引き付ける魅力に溢れ、明るく社交的な性格で多少の困難があってもくじけず、前に進んでいくパワーや芸術的な才能を意味しています。
手相の「丘」④【水星丘】
小指の付け根の盛り上がりのことです。コミュニケーション能力に優れ、頭の回転が速いという特徴があります。判断力もあり、話術が巧みで機知に富んでいるため商売上手です。
手相の「丘」⑤【第一火星丘】
親指と人差し指の間にある膨らみのことです。勇気があり、物事に対して何でも情熱的に取り組むことを意味します。困難があっても、積極的に立ち向かうバイタリティがあります。
手相の「丘」④【第二火星丘】
水星丘と月丘の間にある部分のことです。自制心や忍耐心があり、自分の信念を貫いてここ一番という時に強い力を発揮します。無謀な行動を取ってしまうこともあるので注意です。
手相の「丘」⑤【金星丘】
親指の付け根の盛り上がりのことで、別名「ヴィーナスの丘」と呼ばれています。人に対する愛情が豊かで同情心も厚く、美的センスに溢れています。体力やエネルギーがあります。
手相の「丘」④【月丘】
小指の下方の、金星丘と向かい合う盛り上がりのことです。想像力が豊かでロマンチストな感性を持っています。他人との関わり方も上手で、援助を受けるなどの人気運があります。
手相の「丘」⑤【地丘】
月丘と金星丘との間で、手首の真ん中あたりを指します。不屈の精神と努力で道を切り開いていくパワーに優れています。例え失敗したとしても、何度でも不死鳥のように蘇ります。
手相の「平原」【火星平原】
手のひら中央部のやや凹んだ部分のことです。この部分は、手のひら全体からみると唯一凹んだ部位になりますが、その肉付きの良し悪しにより、困難な状況や問題に当たっても、逃げずに積極的に取り組む強い精神力を持っていることを意味します。生活力もあります。
あなたにもある?特殊な手相10パターン
手相の基本が分かったところで、次は実際にとても特殊とされている手相について見てみましょう。あなたの手にももしかして出ているかも?ぜひ手のひらをみながらお読み下さい!
パターン①【土星環】
中指の下の土星丘にある、半円形の線を土星環と呼びます。孤独性や感性の鋭さを現し、粘り強い性格で内省的、自分の殻に引きこもりやすい傾向があります。孤独を好むので、以前は凶相とされていました。ですが、独自の世界観を持ち個性を活かして活躍する人も多く、芸能人にも多い手相ということが分かった後は、自分の好きなことに没頭したり、熱心な探求心からコツコツと研究する分野で頭角を現す、という意味合いに変わっていきました。
パターン②【金星環】
中指と薬指の間を、半円で囲むように現れている線を金星環と呼びます。別名「ヴィーナスライン」とも呼ばれ、美的センスが抜群なことを意味します。愛と美を象徴する線です。その名の通り、美意識が高く繊細、細やかで愛情豊かなので、外見も内面も魅力的な人が多いです。役者やミュージシャン、ファッションデザイナー、美容師などに多い相と言えます。
パターン③【玉の輿線】
結婚線が長く伸び、薬指の下の太陽丘まで届いている状態を、玉の輿線と呼びます。太陽丘には財産運・名誉運・信頼などの意味があるので、ここまで結婚線が伸びている場合は、地位や名誉・財産のある裕福な人と結婚する可能性が高いと言えます。また、たとえそうでなかった相手との結婚でも、結婚後に大成功し、裕福な生活を送れるパターンもあります。
パターン④【ソロモンの環】
人差し指の根元を囲むように環の線が現れている場合は、ソロモンの環と呼ばれています。この手相は「幸せの象徴」とも言われています。この相を持つ人は洞察力に優れ頭脳明晰、志も高くリーダーシップも持つという、頂点に立つ資質のある人です。人の心の内面を瞬間的に読み取る能力に優れているので、人の悩みや問題の相談にのり、改善する力も持ち合わせています。そのため、向いている職業には占い師・教師・カウンセラーなどがあります。
パターン⑤【直感線】
月丘のあたりから、薬指の下まで円を書いて伸びる線を「直感線」と呼びます。とても特殊な手相で、直感力や反射神経が鋭く、プロのアスリートに多い手相とも言われています。第六感が働くひらめき型で、事前に危険を察知するなど、いろんな感覚が研ぎ澄まされています。生まれながらに持っていることが多い手相です。霊感が強く、占い師に向いています。
パターン⑥【太陽環】
薬指の下の、太陽丘に現れる半円の線を太陽環と呼びます。この線は金星環よりもさらに少ない非常に珍しい相です。周りから引き立てを受けたり願いが叶うなど、幸せパワー全開で、ビッグな幸運を呼ぶ手相とされています。芸術的な分野で能力を発揮する可能性が高く、抜群のセンスで高く評価されカリスマ的な存在となるでしょう。人気運が抜群です。
パターン⑦【ラッキーM】
生命線・知能線・感情線・運命線の4つが繋がり、アルファベットのMの形になった相をラッキーMと呼びます。この手相を持つ人は、運勢のバランスが非常によく、目標や夢を達成し成功しやすいタイプです。高いモチベーションと自制心を持ち、諦めずに努力を続けることができます。ラッキーMは、「自分が努力することで得られる幸運」を意味します。
パターン⑧【千金紋】
生命線の出発地点から土星丘に向かって、丸みを帯びて伸びる線で、かなり珍しい手相です。別名「成り上がり線」や「はいあがり線」とも呼ばれ、財運を招く相とされています。先天的でなく後天的に現れるという特徴のある手相です。例えどん底に落ちたとしても這い上がり一気にお金もちになることができるという、素晴らしい財運や強運の持ち主です。
この手相は、「宝くじが当たる」というような想定外な強運ではなく、アイデアや人との出会いやチャレンジによって努力を重ね、みるみるうちに財運を手に入れるという運気です。あの有名な手相芸人・島田秀平さんはこの線を「人生投げたらあきま線」と命名しました。
パターン⑨【ますかけ線(天下取りの相)】
頭脳線と感情線が一直線になっている手相を「ますかけ線」と呼びます。別名「百握り(ひゃくにぎり)」とも呼ばれ、一度つかんだ運は絶対に離さない!という意味を持ちます。この手相は遺伝しやすいとされ、天才的な要素を持つ家系に多い傾向があるようです。
強運の持ち主で、逆境にあっても必ず立ち直る粘り強さがあり、強い個性と特殊な才能もあることから、事業を起こしトップの座につくか、フリーで活躍する人も多いようです。
ますかけ線を持っていると、必ず成功できると思いがちですが、大きな成功を手にするだけの強い運気を活かせるかどうかは、それを持っている本人の生き方にかかっているのです!
パターン⑩【覇王線(三奇紋)】
運命線・太陽線・財運線が手のひらの火星平原の下で一か所に集まり、まるで熊手のような形をしているものを、覇王線と呼びます。この手相がある人は充実した仕事運と経済的なセンスや能力、さらに財産として溜め込む財運力を同時に持っていると言えます!成功間違いなしという三奇紋ですが、常に努力を惜しまない人でもあるのです。忍耐強く逆境にあっても最後まで諦めずやり抜く姿勢があるので、周囲の協力も得られ大きな成功を手にします。
特殊な手相を持つ有名人ってどんな人?
さて、上述したような特殊な手相を実際に持っている有名人とは、どんな人なのでしょう?例えば直感力に非常に優れるとされる直感線は、かつて超能力ブームを引き起こしたユリ・ゲラーの手にしっかりと刻まれていました。また、天下取りの相とされるますかけ線は、かの有名な初代将軍、徳川家康にあったとのことです。さらに最強の金運線とされる覇王線は、経営の神様と言われるパナソニックの創業者、松下幸之助さんにあったようですよ!
手相を見てみよう!珍しい&特殊な線10パターンのまとめ
さて、今回は特殊な手相についてのお話しでしたが、いかがでしたでしょうか?今まで手相をみたことが無かったという方も、もしかして上述したような特殊な手相があるかもしれません。是非この記事を参考にして、あなたの手に特殊な線はないか、探してみて下さいね!